試合結果 バンビシャス奈良 95-75 新潟アルビレックスBB
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良に新潟アルビレックスBBを迎え、対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
昨日新潟に敗れ、本当に負けられない奈良は、本多選手のアシストを受けた林選手のスリーポイントで先制します。さらに、昨日の反省からディフェンスを修正し、試合開始からハードに仕掛けます。さっそく笠井選手がスティールに成功して速攻に走ると、最後は肩越しに後から走ってくるハインズ選手にパス、ハインズ選手がボースハンドダンクを決めました。これで勢いにのった奈良は、中でもハインズ選手がこのクォーター3本のスリーを含む14得点――そのうち1度は3Pシュートでバスケットカウントを奪っての4ポイントプレー!――、林選手も2本決めて6得点と、スコアラー2人で20得点し、28-20とスタートダッシュに成功しました。
いい流れを続けたい2Qでしたが、序盤こそ#20 石井峻平選手のスリーポイントとロングツーでリードを保ったものの、新潟 #34 遠藤善選手のアウトサイドシュートと、得点源である#5 ステイシー・デイヴィス選手の得点で、中盤に逆転を許してしまいます。一度、笠井選手のスリーポイントで追いつきましたが、最後は43-45とワンゴール差でハーフタイムとなりました。
後半に入ると、新潟が奈良のインサイド陣にダブルチームを前半ほど厳しくしてこなかったこともあり、ムボジ選手が奈良オフェンスの起点となります。ムボジ選手は、ポストで攻めるべき時は強気でいってバスケットカウントやフリースローを得て、それをきちんと決め、本多選手が空いていればアシストを通しました。クォーター終盤には、代わって入った#11 キャメロン・ジャクソン選手も力強いポストプレーから柔らかなフックショットで得点を重ね、70-63と再度リードを奪って3Qを終えました。
なんとしても勝利をつかみたい奈良は、#14 柳川幹也選手と石井選手が、昨日の最終クォーターでの追い上げの力となった、ハードディフェンスを今日も仕掛けました。また林選手は、ピックを使ってディフェンスを引きつけてから、ポップしたジャクソン選手とハインズ選手のスリーポイントをアシストしました。そのハインズ選手は、1Qに続いてこの4Qも12得点と爆発、ジャクソン選手もインサイドでも得点を重ねて9得点しました。持ち味のディフェンスで新潟を12得点に抑えつつ、25得点を奪ったことで、95-75で新潟に快勝、連敗を止めることに成功しました。
また、この試合でムボジ選手がB2通算300ブロックを達成しました。
小野秀二HCコメント
今日は選手みんなが集中して、とくにディフェンスにフォーカスしてくれたと思います。相手にはいいショットを打たせず、我々はオフェンスをしっかりとコントロールして、ターンオーバーも一桁。ミスからの失点も少なかった。選手たちが、我々のバスケットを思い出してくれたゲームになったと思います。
シャキール・ハインズ選手コメント
試合序盤からすごく気持ちの入ったディフェンスをすることができて、相手のやりたいことを防ぐことができました。この点差での勝利というのは、自分たちが小野さんのやりたいバスケを、いい形で遂行できたということなので、とても嬉しく思います。
試合結果
バンビシャス奈良 95-75 新潟アルビレックスBB
1Q 28-20
2Q 15-25
3Q 27-18
4Q 25-12
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 31点
#22 シェイク・ムボジ 18点
#11 キャメロン・ジャクソン 17点
#6 林瑛司 14点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 15本
#44 シャキール・ハインズ 10本
アシスト上位
#13 笠井康平 7本
#24 本多純平 5本
#44 シャキール・ハインズ 5本
#6 林瑛司 3本