試合結果 バンビシャス奈良 94-97 新潟アルビレックスBB
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良に新潟アルビレックスBBを迎え、対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手。
ともに連敗中で、お互いに負けられない今節。ゲーム1は、ポストのムボジ選手のアシストが、ディフェンスの裏をついた笠井選手に通って、奈良が先制しました。さらに、本多選手のコーナースリー、ジャクソン選手の速攻からのバスケットカウントを奪っての3点プレー、そして林選手のスリーポイントで9点を先行しました。残り4分半の時点でも8点をリードしていたものの、以降新潟に10点のランを許して、逆転されます。クォーターの最後に、#14 柳川幹也選手が3Pシュートを返したものの、最初のクォーターは、26-30と4点ビハインドとなりました。
2Qに入っても、序盤は、#7 古牧昌也選手が自らの得点と、ゴール下のムボジ選手への1本と柳川選手のスリーポイントへの1本の、計2本のアシストなどで、オフェンスを活性化させたものの、なかなか点差を縮めることができませんでした。しかし中盤以降に、キャメロン選手と#44 シャキール・ハインズ選手が、それぞれ3Pシュート1本を含む7得点をあげたことで、残り1分をきって逆転に成功し、51-49とリードして試合を折り返しました。
後半に入ってさらにリードを広げたいところでしたが、新潟に2本連続で3Pシュートを決められたところで逆転されてしまいます。ハードなディフェンスを仕掛け、スティールから2本の速攻を生み出し、うち1本はムボジ選手のワンハンドダンクでフィニッシュしたことに加え、ハインズ選手と林選手の長距離砲の成功などもあり、オフェンスの流れは良かったものの、新潟にも同じように得点を許し、点の取り合いとなりました。競り合いの末、72-73と1点差で最終クオーターを迎えます。
勝負の4Qでしたが、ここで新潟の大黒柱である #5 ステイシー・デイヴィス選手に16得点と活躍を許してしまい、一時この試合最大となる12点のビハインドを背負ってしまいました。しかし、奈良も古牧選手や#20 石井峻平選手、柳川選手の日本人選手を中心にした、泥臭くも足を使った堅いディフェンスと、このクォーターで8得点したジャクソン選手が牽引したオフェンスで、少しずつ点差をつめていきます。そして終盤、ファウルゲームに持ち込むと、ハインズ選手のパワーレイアップと3Pシュート、ムボジ選手のフリースロー2本で、試合残り3秒で3点差とします。続く新潟のポゼッションで石井選手がスティールに成功し、そのまま同点3Pシュートを狙ったものの、これが惜しくも決まらず、94-97で新潟に敗れました。
小野秀二HCコメント
今日は失点が非常に多く、我々の試合のスコアではありませんでした。もちろん、相手にポイントゲッターがいて、彼を1対1やチームで守りきれなかったというのはあります。ですが、今我々が負けている間多くなっているターンオーバーからの失点が、今日も20点ありました。僕としてはこの部分が非常に残念です。明日は、もう少し落ち着いて、状況判断良くオフェンスできるようにします。
キャメロン・ジャクソン選手コメント
なんとかしてチームで勝利したかったのですが、勝つことができなくて残念です。オフェンスではパスをまわしていいショットをクリエイトできていたと思います。ですが、ディフェンスを機能させることができず、点の取り合いになってしまって、結果負けたことが非常に残念です。
試合結果
バンビシャス奈良 94-97 新潟アルビレックスBB
1Q 26-30
2Q 25-19
3Q 21-24
4Q 22-24
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 22点
#44 シャキール・ハインズ 17点
#22 シェイク・ムボジ 13点
#6 林瑛司 12点
#7 古牧昌也 10点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 9本
アシスト上位
#13 笠井康平 5本
#11 キャメロン・ジャクソン 4本
#44 シャキール・ハインズ 4本
#7 古牧昌也 3本
#14 柳川幹也 3本