試合結果 バンビシャス奈良 79-91 山形ワイヴァンズ
バンビシャス奈良は、アウェーの山形県総合運動公園で、山形ワイヴァンズと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#7 古牧昌也選手、#14 柳川幹也選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
1Q、奈良は柳川選手のドライブでディフェンスを引きつけてのアシストを受けた、ムボジ選手の得点でスコアを動かします。柳川選手が自らもスリーポイントを決めたり、ハインズ選手がスコアリング能力を発揮して、このクォーター10点をあげるなどして、残り3分までは1点を争う展開となりました。しかし、代わって入った#11 キャメロン・ジャクソン選手の連続得点、#20 石井峻平選手のスリーポイント、石井選手から林選手へのアシストなどで、20-14と奈良が一歩抜け出しました。
2Q、ハインズ選手のリバウンドショットでリードを8点まで広げましたが、そこから9連続失点で山形に逆転を許してしまいます。しかし奈良はここから、柳川選手の3本のアシストから、ハインズ選手のペイントエリアでのショット、古牧選手のスリーポイント、ムボジ選手のゴール下の7連続得点が生まれました。以後、林選手がジャンプショットやドライブを決めるものの、その得点と得点の間に、山形に連続得点を許したことで、再逆転されてしまいます。終盤に5点のビハインドとなりましたが、奈良はジャクソン選手がブザービーターの3Pシュートを決めたことで、38-40とワンゴール差に迫って、前半を終えることができました。
3Q中盤までは、速攻でのムボジ選手の得点や柳川選手のプルアップでの3Pシュートなどで、2点差のまま試合が進みます。しかしそこから2分半の間、奈良が林選手のドライビングレイアップ1本にとどまる中、山形に2本のスリーポイントを含む10得点を許して、二桁まで点差を開かれてしまいました。#24 本多純平選手がポンプフェイクでディフェンスを飛ばしてからのジャンプショット、林選手がディフェンスのタイミングを外したレイアップを返しましたが、53-65と12点差で最終クォーターを迎えることになりました。
4Q序盤に、石井選手と本多選手が、ジャクソン選手のポストプレーからのアシストでスリーポイントを決め、当のジャクソン選手がセカンドチャンスポイントをあげたことで、点差を7に縮めました。さらに、林選手が自らのスティールからの速攻、本多選手が2本のフリースローを決めるも、それ以上は点差をつめることができません。しかも、オフィシャルタイムアウト明けに、山形が得意とする3Pシュートを5本浴びてしまうと、古牧選手が1本スリーポイントを返し、ジャクソン選手が古牧選手とのピックアンドロールからと、ポストプレーでのスピンターンからの得点を返すものの、残り50秒を切ってこの試合最大の17点差まで開かれてしまいました。最後にハインズ選手が3Pシュートを、ジャクソン選手がリバウンドショットを決めたものの、79-91で敗れました。
小野秀二HCコメント
人数が少ない中で、ディフェンスもオフェンスもいい形でできていたんですが、オフェンスで我々にとっていい状況、肝心なところで、内容の良くないミスをしてしまった。また、いいディフェンスをした後のディフェンスリバウンドを取れず、チーム山形にセカンドチャンスポイントを与えてしまった。ミスの数はそれほど多くはなかったのですが、ここ、というところでのミスが、負けにつながってしまいました。
終盤ゾーンディフェンスを敷いた時に、3Pシュートを何本か入れられて、点差が開いてしまったのですが、それ以外は、選手たちは非常にがんばってくれたと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 79-91 山形ワイヴァンズ
1Q 20-14
2Q 18-26
3Q 15-25
4Q 26-26
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 19点
#44 シャキール・ハインズ 15点
#6 林瑛司 14点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 9本
#6 林瑛司 8本
#22 シェイク・ムボジ 7本
アシスト上位
#14 柳川幹也 5本
#11 キャメロン・ジャクソン 3本