試合結果 バンビシャス奈良 71-75 ベルテックス静岡
バンビシャス奈良は、アウェーの静岡市中央体育館にて、ベルテックス静岡と対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
先制点は静岡に譲ったものの、本多選手がムボジ選手のピックを使ったジャンプショットをすぐに返します。ハインズ選手のバスケットカウントからの3点プレーや、#11 キャメロン・ジャクソン選手のペイントエリアでの得点、本多選手のスリーポイントなどで、残り4分の時点では同点の競り合いとなりました。しかし、ここから静岡に7点のランを許してしまいます。本多選手の2本目のスリーで静岡の勢いを止められたかと思いましたが、再び5連続失点。最後に本多選手が3本目の3Pシュートを決めたことで、20-26と少し押し戻して、最初のクォーターを終えることができました。
続く2Q、序盤からターンオーバーやショットミスにより、静岡に2分半で13連続得点させてしまいました。笠井選手と#2 栗原翼選手のアシストを受けたムボジ選手が、ようやく4得点するも、流れは静岡のまま。その後も静岡ディフェンスの前に、ムボジ選手がさらに4得点を決めたほかは、栗原選手のセカンドチャンスポイント、バックドアをついた笠井選手のレイアップにとどまり、32-52と20点ビハインドでハーフタイムを迎えました。
巻き返しを図りたい3Qでしたが、序盤に静岡に2本のスリーポイントを決められてしまい、この試合最大となる25点差をつけられてしまいます。しかしここからは、笠井選手のスリーポイントを皮切りに、笠井選手のスティールからハインズ選手のファストブレイクレイアップ、本多選手スティールから林選手のドライブ、ムボジ選手のポストプレーで連続9得点し、点差をつめます。ここで、ムボジ選手とハインズ選手が下がり、インサイド陣がジャクソン選手と#33 三森啓右選手となる、オンワンとなりました。さらに、#14 柳川幹也選手も加わる若手ラインナップで、ディフェンスの圧力をさらに上げます。#20 石井峻平選手の絶対に諦めないハードディフェンスなどで、残り4分弱の間、静岡の得点を4点に封じました。反対に奈良は、ジャクソン選手が体を張ったスティールで林選手の得点につなげて以降は、ジャンプショットとフリースロー6本を成功させてみせ、52-62と10点差に迫りました。
最終クォーターに入っても、チームで守り、ジャクソン選手がフィニッシュする流れが止まりません。ジャクソン選手が4得点した後、柳川選手が右45度から、さらにジャクソン選手が左45度付近からスリーポイントを決め、4Q開始からの10点(3Q終盤も含めると18点!)のランでついに同点に追いつきます。さらに、ジャクソン選手がバスケットカウント1本を含む5得点を積み上げると、栗原選手のディフェンスを引きつけるペネトレイトからのアシストで、ムボジ選手がゴールポストも揺るがす豪快なボースハンドダンク!1点をリードして、オフィシャルタイムアウトとなりました。しかし、タイムアウト明けは、引き続き激しいディフェンスを仕掛けるものの、静岡に逆転を許してしまいます。攻めては、ショットクロックバイオレーションを2度犯してしまい、シュートもタフショットが続き、得点ができません。最後はファウルゲームを仕掛けたものの、追いつくことができず、71-75と惜しいゲームを落としました。
小野秀二HCコメント
今日はチーム静岡のアグレッシブさを受けてしまって、前半彼らの思い切りのいいショットをたくさん入れられてしまい、20点離されてしまいました。ですが後半は、とくに若い選手たちが中心となって、エネルギーを注入してくれたことで、一時逆転することができました。これは、今後のリーグ戦を戦う上で、我々のチームの底上げになったと思います。いろんな反省点はありますが、後半の選手たちのがんばりは、本当に嬉しく思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 71-75 ベルテックス静岡
1Q 20-26
2Q 12-26
3Q 20-10
4Q 19-13
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 26点
#22 シェイク・ムボジ 12点
#24 本多純平 11点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 11本
アシスト上位
#2 栗原翼 8本
#13 笠井康平 6本