試合結果 バンビシャス奈良 75-66 ベルテックス静岡
バンビシャス奈良は、アウェーの静岡市中央体育館にて、ベルテックス静岡と対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
勝率が同率の静岡を相手に、まずハインズ選手が先制点をあげます。それから、ムボジ選手が左右のローポストでのフェイダウェイシュートを連続で決めると、さらに、ローポストでのスピンターンでディフェンスを抜き去って、ワンハンドダンクを叩き込みます。ムボジ選手はこのクォーター、フィールドゴールを6本中5本成功させて10点を奪いました。チームディフェンスも機能して、静岡のフィールドゴール成功率を30%以下に抑え、19-10と、最初のクォーターでいい流れを作りました。
続く2Q、#14 柳川幹也選手がディフェンスのあたりに負けない力強いレイアップに成功すると、続いてゴールへアタックして、#11 キャメロン・ジャクソン選手のゴール下でのバスケットカウントをアシストしました。ジャクソン選手はフリースローも決めて3点プレーとした後、自らのスティールからの速攻を自分でフィニッシュしました。すると今度は柳川選手がトップの位置からスリーポイントを決め、そして再びジャクソン選手がペイントエリアで得点。オフィシャルタイムアウトまでの2人の得点と、静岡を2点に抑えるチームディフェンスで、この試合最大となる19点のリードを奪いました。タイムアウト明けは、笠井選手が技ありのステップバックジャンパーと終了間際のレイアップを決めて、36-22とリードして前半を終えました。
3Q、林選手が長距離砲を決め、次のポゼッションでボールを奪うと、これがハインズ選手の得点につながります。さらに、この日好調のムボジ選手が本多選手のアシストを受けて得点、さらにオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントをファウルを得ながら決めて、3点プレーとしました。その後も、林選手のこのクォーター2本目となる3Pシュート、#2 栗原翼選手のディフェンスに挟まれながらもブレない体幹の強さを見せつけるレイアップなどで、55-42と二桁リードを保って、最終クォーターを迎えます。
4Qは、ジャクソン選手のポストからの得点で始まります。続いて、ジャクソン選手からハインズ選手へのハイロープレーが決まり、流れを静岡に渡しません。林選手がファウルを上手く引き出して、フリースローを決めると、ハインズ選手がトップの位置からのペイントアタックでバスカン、そしてワンショットも成功し、オフィシャルタイムアウト時点で12点をリードします。以降、栗原選手のスリーポイントや、ムボジ選手の得点で、粘る静岡を振り切り、75-66で2024年の初勝利をあげました。また、この勝利により、静岡をかわして、奈良が西地区5位に浮上しました。
小野秀二HCコメント
バイウィークを挟んでシーズン後半戦の初戦、選手たちが非常に良い集中力で、試合に入ってくれたと思います。とくに前半は、チーム静岡のいいところを上手く消してくれたと思います。後半は、3Pシュートを決められてしまったので、これについては明日修正したいと思います。
また、オフェンスについては、インサイドでもアウトサイドでもいい形で点が取れていたんですが、まだ少しミスをしてしまったり、セカンドチャンスを与えてしまったので、これらについても修正したいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 75-66 ベルテックス静岡
1Q 19-10
2Q 17-12
3Q 19-20
4Q 20-24
スコア上位
#22 シェイク・ムボジ 21点
#44 シャキール・ハインズ 15点
#6 林瑛司 10点
#11 キャメロン・ジャクソン 10点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 8本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 4本
#6 林瑛司 3本