試合結果 バンビシャス奈良 59-74 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、アウェーの熊本県立総合体育館にて、熊本ヴォルターズと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
立ち上がり、熊本のアグレッシブなディフェンスを前にしても、林選手がドライブからのフローター、笠井選手とムボジ選手が2度のピックアンドロールで、まず笠井選手がジャンプショット、次いでムボジ選手がダンクでフィニッシュしました。1Qの中盤までは競った展開としたものの、以降なかなかフィールドゴールを決められず、フリースローのみにとどまり、二桁まで点差を開かれてしまいます。終盤、#14 柳川幹也選手がムボジ選手のピックを使ってスリーポイントを決めて6点差としたものの、最後に熊本に得点を許し、16-24で最初のクォーターを終えました。
2Qに入ってすぐ、#7 古牧昌也選手のスキップパスから柳川選手がコーナースリーを決めると、ハインズ選手がディフェンスを前にしつつも、ジャンプショット、スリーポイントを決めてみせて、2点差に迫りました。それから、#33 三森啓右選手の献身的なディフェンスもあり、オンワンの状態でも2分近く熊本に得点を許さなかったものの、奈良もシュートを決められず、その後再び点差を開かれます。しかし、ハインズ選手が今度はベースラインドライブから技有りのジャンパー、ハインズ選手のディフェンスリバウンドから相手の隙をついた速攻で古牧選手がレイアップを決め、3点差につめてオフィシャルタイムアウトを迎えました。残り3分あまりで、古牧選手が右45度から3Pシュートをヒットしたところまでは2点差で追っていましたが、その後ミスを重ねてしまうと、熊本に11点のランを許してしまい、32-45と13点差まで開かれてハーフタイムを迎えました。
3Q、ハインズ選手がセカンドチャンスポイント、ローポストのムボジ選手からのアシストを受けてのジャンプショット、ムボジ選手が今度はハイポストからバックドアをついた本多選手へのアシストなどで得点を重ねるものの、なかなか点差をつめることができません。終盤に、ムボジ選手がポストプレーを仕掛けてのバックシュート、古牧選手がディフェンスの虚を突いたアタックからのジャンプショット、ムボジ選手のロングリバウンドからのアシストを受けての古牧選手のスリーポイントなどもありましたが、48-60とこのクォーターでは1点つめるにとどまりました。
もちろん諦めない奈良は、古牧選手が自らのスティールをハインズ選手を経由してのコーナースリーにつなげると、ムボジ選手がオフェンスリバウンドをボースハンドダンクで叩き込んでバスケットカウント!これらのプレーを反撃の狼煙にしたいところでしたが、次いで熊本に6連続得点させてしまい、再び点差を開かれてしまいました。三森選手のピックを使った笠井選手がディフェンスの間を割るペネトレイトからのフローター、ハインズ選手のペイントアタック、#20 石井峻平選手のディフェンスを置き去りにするドライブで反撃しましたが、59-74で熊本に連敗となりました。
小野秀二HCコメント
外国籍選手が2人という中で、前半はベンチプレーヤーが、とくに三森(啓右)あるいは柳川(幹也)がプレータイムを得て、いい働きをしてくれたと思っています。逆転まではいけませんでしたが、ベンチプレーヤーが長くプレーしたことで、シーズンの後半戦に向けてチーム力をアップするための、良い刺激となるゲームになったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 59-74 熊本ヴォルターズ
1Q 16-24
2Q 16-21
3Q 16-15
4Q 11-14
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 16点
#7 古牧昌也 15点
#22 シェイク・ムボジ 11点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 12本
#22 シェイク・ムボジ 8本
アシスト上位
#22 シェイク・ムボジ 3本
#44 シャキール・ハインズ 3本