試合結果 バンビシャス奈良 66-87 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、アウェーの熊本県立総合体育館にて、熊本ヴォルターズと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
2024年最初の試合、開始からの4分間で奈良は、ハインズ選手のフリースロー1本とレイアップの3点にとどまり、その間熊本に14点を許し、苦しい立ち上がりとなりました。その後も#7 古牧昌也選手と本多選手のフリースロー各1本ずつしか決められず、残り4分の時点で16点のビハインドとなります。そこから、本多選手のコーナースリー、ムボジ選手のバスケットカウントからの3点プレー、#11 キャメロン・ジャクソン選手のゴール下でのフックシュート、ハインズ選手の速攻などで、21-30と9点差まで追い上げました。
続く2Qは、#20 石井峻平選手のスリーポイントで先に点を取り、いい流れをつかんだかと思われましたが、それから7連続失点してしまいます。しかし、ジャクソン選手のスリーと古牧選手のスティールからの速攻をハインズ選手がフィニッシュすることで、熊本にタイムアウトを取らせました。タイムアウト明けは2分ほど両チーム得点が停滞しますが、再び石井選手が3Pシュートをヒットして奈良が5点差に迫ります。残り5分半で、同点もしくは逆転したい奈良でしたが、その後はジャクソン選手が4得点したほかはシュートが決まらず、また終盤にターンオーバーを続けてしまったこともあり、36-53と反対に17点のビハインドを背負ってしまいました。
後半、仕切り直したい奈良は、ハインズ選手からムボジ選手へのハイローの合わせ、ハインズ選手のペイントアタック、そして笠井選手のアシストをムボジ選手はバスケットカウント、ハインズ選手はコーナーから走り込んでのダンクにつなげ、さらに本多選手のショットクロックブザービーター、林選手のコーナースリーと得点を重ねるものの、熊本にも得点を許して、点差を縮めることができません。さらに残り46秒、味方のミスからの熊本の速攻を止めたジャクソン選手のプレーが、アンスポーツマンライクファウルを取られてしまいます。ジャクソン選手は、2Q終盤にも同ファウルを吹かれており、2つ合わせて、この試合退場となってしまいました。54-75と21点まで点差を開かれてしまいます。
なんとか追い上げたい奈良でしたが、4ファウルのムボジ選手と、2Qと3Qをフル出場したハインズ選手に休めるため、最終クォーターの序盤は日本人選手のみで奮闘します。#3 藤髙宗一郎選手のチップアウトを受けた#33 三森啓右選手がしっかりと決め、石井選手がファウルで得たフリースローを2本正確に成功し、藤髙選手が今度は1on1からのフェイダウェイで自ら得点します。オフィシャルタイムアウトまで点差を維持し、ムボジ選手とハインズ選手がコートに戻りましたが、やはり開いた点差は大きく、66-87で敗戦となりました。
小野秀二HCコメント
チーム熊本のゲームへの入り方が素晴らしく、うちが受けてしまって、彼らのやりたいオフェンスをすべてやらせてしまったことが、今日一番の反省材料です。2Q以降は、我々も得点を取れた時間帯もありましたし、ディフェンスもしっかりできたと思いますが、とにかく1Qがすべてでした。
試合結果
バンビシャス奈良 66-87 熊本ヴォルターズ
1Q 21-30
2Q 15-23
3Q 18-22
4Q 12-12
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 16点
#22 シェイク・ムボジ 15点
#20 石井峻平 10点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 7本
アシスト上位
#7 古牧昌也 4本
#44 シャキール・ハインズ 3本