代表取締役 加藤真治より新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
今季も多くのブースターの皆さま、パートナー企業の皆さまに応援、ご支援いただき、誠にありがとうございます。
昨年は、映画『THE FIRST SLUM DUNK(スラムダンク)』がロングランヒット、夏には『FIBA バスケットボール ワールドカップ 2023』で男子日本代表が『パリ 2024 オリンピック』の出場権を獲得する活躍が注目を浴びるなど、バスケットボールが全国的に注目された1年となりました。今年は、その盛り上がりを一過性で終わらせないように、Bリーグ、そして各クラブが、地域の皆さまにバスケットボールへの興味を持ち続けていただけるように、継続して努力しなければいけない年です。
Bリーグは、昨年『B.革新』を発表し、バンビシャス奈良も含め各クラブは、2026-27シーズンから始まる新リーグ参入振り分けに向けた、審査対象となるシーズンを戦っています。興行成績(入場者数)と営業成績(売上)が主な審査の対象となっており、ブースター、ファンの拡大、支援企業の拡大が重要で、まさに盛り上がりを継続させなければいけないシーズンです。バンビシャス奈良は、現在目指せる中で最高のカテゴリーである、『B.LEAGUE ONE』への参入を目標にしています。
同時に、Bリーグライセンスの維持も必要です。これを達成するために、今季のクラブ目標として、平均入場者数:2,400名、売上:4億2,000万円、黒字化、債務超過(▲5,700万円)の解消を掲げています。また、チームは、過去一度も進出できていないB2プレーオフ出場を目標としています。そしてその先にB2優勝を見ています。
平均入場者数は、昨季の1,105名から1,800名まで増えましたが、目標の2,400名にはまだまだ足りない状況です。売上も昨年の3億4,700万円から増収となる3億8,000万円あたりが見えてきていますが、目標額には同じくまだまだ足りない状況です。ですが、クラブ一丸であらゆる努力をして、平均入場者数も財務基準も必ず満たします。
チームは、けがで試合に出場できなかったメンバーが多くいたこともあり、開幕9連敗と厳しいスタートとなりました。しかし、メンバーが復帰を始めると、以降は、13勝6敗と勝ち越し、調子を上げています。まずは、勝率5割復帰を果たし、プレーオフ進出を必ずつかみ取ります。
バンビシャス奈良が上記の目標を達成するためには、ブースター、パートナー企業の皆さまにホームゲーム会場にお越しいただき、チーム、そしてクラブを応援、後押ししていただくことが必要です。そのためにもバンビシャス奈良が、奈良の皆さまが地元奈良にもっと関心を持って好きになるきっかけとなり、もっと盛り上がる奈良を創ります。そして、多くの皆さまにもっと愛していただけるクラブへと成長して参ります。
また、アリーナの建設も諦めません。『B.LEAGUE PREMIER』のライセンス取得も可能となる機能を備えたアリーナが奈良県にもできるように、引き続き各所に働きかけていきます。
多くの課題が立ちはだかりますが、今季のクラブスローガンである『Break on Through』のもと、課題を突破し続けます。
株式会社バンビシャス奈良
代表取締役 加藤 真治