試合結果 バンビシャス奈良 56-74 福島ファイヤーボンズ
バンビシャス奈良は、アウェーの宝来屋郡山総合体育館で、福島ファイヤーボンズと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手、#13 笠井康平選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
昨日の試合のスターターのうち、#22 シェイク・ムボジ選手をジャクソン選手に入れ替えた奈良。そのジャクソン選手が奈良の最初の得点をあげます。また、ジャクソン選手はペイントアタックから、ハインズ選手のダンクをお膳立てするなど、攻撃の軸となりました。前日の敗戦から、福島がディフェンスのプレッシャーを上げてきましたが、奈良もそれに対抗するようにハードディフェンスを仕掛けます。シュートに持ち込まれても、ハインズ選手とジャクソン選手がブロックでゴールを守り、また、本多選手のスティールからの速攻を林選手がしっかりとフィニッシュします。最初のクォーターは競った展開となり、16-17の1点ビハインドとなりました。
この日の2Qは、奈良にとって難しい時間となりました。福島ディフェンスの前に、フィールドゴールを17本中2本しか決められず、シュート成功率は11.8%に沈み、フリースローも6本打って2本成功と、クォーターを通して6得点にとどまりました。守っても、福島#88 グレゴリー・エチェニケ選手にインサイドで活躍を許してしまい、22-37と15点差をつけられ、前半を終えました。
前日同様、後半のスタートを逆転のきっかけとしたい奈良でしたが、2ポイントのフィールドゴールを、このクォーターを通して1本も成功できず。さらに、シュートファウルで得たフリースローも、8本中5本成功と、決めきることができませんでした。そうした中で3Pシュートは、ハインズ選手と本多選手、#13 笠井康平選手が1本ずつ入れて、このクォーター残り4分半をきったところで、8点差まで盛り返しました。しかしその後は、ハインズ選手がもう1本3Pシュートを決めた以外は、フリースローのみにとどまり、39-55と差をつめることはできませんでした。
逆転を諦めない奈良は、笠井選手が積極的にアウトサイドシュートを狙い、2本の3Pシュートをねじ込みます。笠井選手は、ハインズ選手と林選手のスリーもアシストし、なんとか点差を埋めようとチームを導きます。チームディフェンスも、諦めることなくハードに仕掛け続けて、スティールや福島のオフェンスファウルを引き出すことで、ポゼッションをなんとか増やします。しかし、このクォーターも、フィールドゴール成功率が33.3%と振るわず、追い上げるまでには至らず、56-74で敗戦となりました。
小野秀二HCコメント
チーム福島のディフェンスが非常に良く、とくにPGのところにプレッシャーをかけてきたので、なかなか我々の思うようなボールの展開ができませんでした。シュートの確率が30%をきってしまうようでは、試合に勝つことはできません。途中追い上げる場面もあったのですが、今日はそのタイミングでいろんなミスをしてしまった。一番悪いパターンでオフェンスが崩れてしまいました。
ディフェンスについては、オフボールスクリーンのところでオープンマンを作ってしまったことは反省材料としてありますが、インサイドはしっかり守れていましたし、そこまで悪いものではなかったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 56-74 福島ファイヤーボンズ
1Q 16-17
2Q 6-20
3Q 17-18
4Q 17-19
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 15点
#22 シェイク・ムボジ 11点
#6 林瑛司 10点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 11本
#22 シェイク・ムボジ 8本
#44 シャキール・ハインズ 8本
アシスト上位
#13 笠井康平 5本