試合結果 バンビシャス奈良 85-67 福島ファイヤーボンズ
バンビシャス奈良は、アウェーの宝来屋郡山総合体育館で、福島ファイヤーボンズと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
前節滋賀レイクス戦に続いて、この試合も、序盤のスコアを牽引したのは林選手でした。2本の3Pシュートなどで、奈良の最初の8点をあげて、チームに主導権をもたらします。その後チームの得点が止まり、福島に逆転されるも、2本の速攻から、笠井選手がレイアップ、本多選手が林選手のアシストからコーナースリーを決めて、リードを奪い返します。そのまま競った展開となったものの、残り1分を切ってから、#7 古牧昌也選手の3Pシュート、#2 栗原翼選手がディフェンスを切り崩してからのハインズ選手へのアシストが通り、20-18とワンゴールリードして1Qを終えました。
2Qの開始早々、#11 キャメロン・ジャクソン選手のゴール下からのアシストで#20 石井峻平選手が3Pシュートをヒット。ジャクソン選手は続いて、自らポストプレーを成功させて、奈良がリードを広げました。その後も、ハインズ選手の3Pシュート、ムボジ選手のポストプレーからのフェイダウェイで先行します。しかし、続く7分弱での得点が、林選手のフリースロー2本、ムボジ選手のセカンドチャンスポイントのみにとどまり、このクォーターの最後は福島に12点のランを許して、34-40と逆転されてハーフタイムを迎えました。
後半に入って、ディフェンスのギアを1段上げた奈良は、笠井選手のスティールからのポゼッションで、本多選手が左コーナーから3Pシュートを決めたのを皮切りに、4分間で13点のランを返して一気に逆転します。その後も、福島を14得点に抑えつつ、笠井選手がオフェンスリバウンドに絡んで得たボールを、ペネトレイトして肩越しにムボジ選手へのアシストを通すと、古牧選手は完全フリーのスリーポイントを落ち着いて決めます。最後は、古牧選手がブザービーターでダメ押しの3Pシュートを再び成功、62-54と8点リードで、最終クォーターに臨みます。
4Qも、奈良はディフェンスの手を緩めません。ボールマンに対してプレッシャーをかけ、福島にタフショットを強いて、フィールドゴール成功率を30%台に抑えました。また、福島から6つのターンオーバーを奪います。オフェンスでは、ハインズ選手がこのクォーター、3本のスリーポイントを含む、4本すべてのフィールドゴールを成功して11得点。林選手もトップの位置からドライブを仕掛け、バスケットカウントして吠えます。ワンスローも決めて3点プレーを成立させました。試合は、古牧選手と笠井選手がコントロールしてクローズさせ、85-67で快勝。連敗を3で止めました。
小野秀二HCコメント
前半は、個人でがんばりすぎたところがあって、チームオフェンスが上手く機能せず、それで得点が伸び悩びました。反対に、チーム福島の強烈なインサイド陣にしっかり攻められたという印象が残っています。
ただし、後半に関しては、我々のチームディフェンスが機能し始めて、非常に良いプレッシャーをボールマンにかけて、相手に良いショットをなるべく打たせず、その上リバウンドも支配することができました。それが勝因になったと思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 85-67 福島ファイヤーボンズ
1Q 20-18
2Q 14-22
3Q 28-14
4Q 23-13
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 22点
#6 林瑛司 17点
#22 シェイク・ムボジ 11点
#7 古牧昌也 10点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 16本
#44 シャキール・ハインズ 8本
アシスト上位
#13 笠井康平 4本
#7 古牧昌也 3本