試合結果 バンビシャス奈良 64-84 ライジングゼファー福岡
バンビシャス奈良は、ホームの金魚スクエアで、ライジングゼファー福岡と対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#20 石井峻平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
西地区首位の福岡に対し連勝、そしてチームタイ記録となる7連勝を目指した奈良でしたが、試合の立ち上がりから12点のランを福岡に許してしまいます。1Q残り5分を切って、ようやく笠井選手がレイアップで得点すると、ムボジ選手がポストプレーから2本のショットを、#7 古牧昌也選手がファウルで得たフリースロー2本を、そして#2 栗原翼選手がペイントアタックからの3点プレーで続いたものの、最初の12連続失点が響き、11-21と10点のビハインドを背負います。
2Qも奈良のフィールドゴール成功率は30%を切ってしまいます。古牧選手と林選手が1本ずつスリーポイントに成功し、古牧選手のアシストから#11 キャメロン・ジャクソン選手がワンハンドダンクを叩き込んだものの、23-44と21点差まで開かれてしまいました。
流れをつかみ、なんとか追い上げを見せたい奈良でしたが、後半3Qも福岡の10点ランから始まってしまいました。たまらずタイムアウトを取ると、最初のポゼッションでムボジ選手がミドルショットを入れましたが、そこからまた3分以上得点が止まってしまいます。一時30点以上の差がついてしまいましたが、古牧選手が1本、そして交代出場した#14 柳川幹也選手が2本のスリーを決め、41-66と少し押し戻して、最終クォーターを迎ええます。
悪い流れのまま負けるわけにいかない奈良は、最後まで戦う姿勢を見せます。とくにこのクォーターでフル出場となった柳川選手はさらに2本のスリーを決め、結果この試合で4本すべての3Pシュートを成功させました。また、#33 三森啓右選手は、ハイポストからドリブルをついてからのキックアウトで柳川選手のスリーをアシスト、さらに、1回のポゼッションでオフェンスリバウンドを2度奪ってハインズ選手のスリーポイントにつなげたり、自ら得点もあげるなど活躍を見せました。若い2人の奮起に応えるように、石井選手も積極的に仕掛け、1on1からステップバックスリーをねじ込みます。64-84と大差での敗戦となったものの、次の試合につながるプレーや気持ちを見せました。
そしてこの試合は、1,786名にご来場いただきました。これは、bjリーグ時代も含めて、金魚スクエアでの最多来場者数記録の更新となりました。多くの皆さまのご来場、本当にありがとうございました。
小野秀二HCコメント
西地区でトップを走る福岡さんが、さすがに今日は最初からアグレッシブなディフェンスと、オフェンスでもポストでのダックインなど激しくきて、我々も準備はしていたものの、その激しさの部分で上回られてしまったことが敗因になったと思います。
各チームの力が拮抗する中で、このリーグで勝ち続けるということは、本当に難しいことです。今日はもっと激しく、もっとプレーに集中しないといけないことを勉強することができました。この試合で学んだことを、これ以降のゲームに活かせるように、チームで意識してやっていきたいと思います。
柳川幹也選手コメント
前半から苦しい展開が続いて、福岡さんのやりたいバスケットをさせてしまったことと、自分たちでコントロールできることにフォーカスしきれず、コントロールできないことに気持ちが向かってしまったことが反省点です。
個人的には、ケガをして本当に苦しい時期が続いていたんですけど、なんとかチームに貢献しようという思いでコートに入ったところ、いい流れを作ることができました。次の滋賀戦に向けて、チームの士気が下がりきらない状態にできたことは、良かったなと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 64-84ライジングゼファー福岡
1Q 11-21
2Q 12-23
3Q 18-22
4Q 23-18
スコア上位
#14 柳川幹也 12点
#22 シェイク・ムボジ 12点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 12本
#11 キャメロン・ジャクソン 7本
アシスト上位
#2 栗原翼 4本
#22 シェイク・ムボジ 4本