試合結果 バンビシャス奈良 68-60 ライジングゼファー福岡
バンビシャス奈良は、ホームの金魚スクエアで、ライジングゼファー福岡と対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#7 古牧昌也選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
1Q、林選手のバンクショットで先制した奈良は、ムボジ選手のショートコーナーからのショット、ハインズ選手のセカンドチャンスポイントなどで得点を重ねます。守っては、福岡のシュート成功率を33.3%に抑えました。中盤以降も奈良はオフェンスの手を緩めず、笠井選手から古牧選手へのアシスト、笠井選手自身のペイントアタック、そして、林選手がスリーポイント2本でダメ押しして、22-14とリードしました。
2Qは、奈良もフィールドゴール成功率29.4%と、シュートの精度に苦しみます。#2 栗原翼選手のドライブからのスピンターン、そして、一か月半振りに復帰した#11 キャメロン・ジャクソン選手のバックシュートなどもありましたが、チーム得点は10点と伸び悩みました。しかし、ディフェンスでは引き続きファイトし、1Qに続いて福岡に楽にショットを打たせません。32-30と点差は詰められたものの、リードしてハーフタイムを迎えました。
3Qは、林選手のパスを空中で受けたハインズ選手がそのまま決めて動き出しました。序盤は僅差の展開となりますが、同点に追いつかれたら古牧選手がスリーポイントで引き離し、逆転されると林選手が連続でショットを決めて再逆転と、流れは奈良が握り続けます。終盤、栗原選手のアタック、#20 石井峻平選手のハインズ選手のピックを使ってのジャンプショットで、48-43とリードをわずかにですが広げ、最終クォーターへ入ります。
4Q、古牧選手がコーナースリーに、ムボジ選手がバックコートでのスティールから自らボールプッシュしての速攻に成功します。さらに、ジャクソン選手が栗原選手のアシストをしっかりと決めると、栗原選手はクロスオーバーでディフェンスを切り裂いてのレイアップ、再びジャクソン選手がスピンムーブで得点し、リードを保ちます。しかしここから、福岡に6連続を許してしまいます。悪い流れになりましたが、司令塔笠井選手がスリーポイントを、林選手もフローターで続いて、その流れを止めます。終盤、ファウルゲームで粘る福岡に対して、笠井選手が4本のフリースローを冷静にすべて決め、68-60。西地区首位の福岡を破って、6連勝を上げました。
小野秀二HCコメント
先週、1週間に4試合のアウェー戦でしたが、そこは我々らしく勝とうと臨んで、オーバータイムもあったりと危ない試合も2戦ありましたが、しっかりと勝ちきることができました。乗りきる力をつけたと思います。今日の厳しい試合も、大きく崩れることがなかった。チームとして、選手たちの成長を感じるゲームになったと思います。
ベースにあるのは、やはりディフェンスです。今日も60点に抑えることができました。チームディフェンスが機能し始めたと思います。我々はディフェンスで相手の打ちたいショットをいかに止めるかということにかけています。前半はオフェンスリバウンドを取られてしまいましたが、後半は抑えることができました。それが、福岡さんの後半の得点に現れたと思います。
林瑛司選手コメント
福岡さんは西地区首位ですので、試合の入り方が重要になると考えていました。得点も上手くできていたと思いますが、やはりうちの強みのディフェンス、先週から続けているディフェンスを最後までやり続けたことが、勝利につながったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 68-60ライジングゼファー福岡
1Q 22-14
2Q 10-16
3Q 16-13
4Q 20-17
スコア上位
#6 林瑛司 14点
#22 シェイク・ムボジ 12点
#13 笠井康平 11点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 12本
#44 シャキール・ハインズ 7本
アシスト上位
#2 栗原翼 3本
#13 笠井康平 3本
#44 シャキール・ハインズ