試合結果 バンビシャス奈良 77-71 岩手ビッグブルズ
バンビシャス奈良は、アウェーの盛岡タカヤアリーナで、岩手ビッグブルズと対戦しました。
スターティング5は、#1 ワース・スミス選手、#3 藤髙宗一郎選手、#14 柳川幹也選手、#20 石井峻平選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
スターターの顔ぶれを、ここまでとガラッと入れ替えた奈良。スミス選手がブロックショットを2本決めるなど、ディフェンスは機能したものの、序盤にターンオーバーを続けてしまいます。中盤になって、ムボジ選手がスピンターンでディフェンスを抜き去り、ノーマークでのダンクでスコアを動かすと、その後も、ディフェンスからチャンスをつかみます、石井選手がエンドからのスローインをスティールして、#2 栗原翼選手の得点をアシスト、#6 林瑛司選手がオフェンスリバウンドをタップシュートでそのまま決め、最後はスミス選手がスリーポイントに成功し、15-17と2点差で最初のクォーターを終えました。
2Q、ムボジ選手の3点プレー以降、岩手に13点のランを許してしまいます。林選手がジャンプショットで悪い流れを切ったものの、一時16点差まで開かれてしまいます。しかし、そこから古牧選手、林選手、再び古牧選手と3連続でスリーポイントを決め、一気に追い上げます。古牧選手はさらにドライブからのジャンプショットをねじ込み、拮抗した展開に持ち込みました。その後、ムボジ選手がリバウンドショットを、#44 シャキール・ハインズ選手が3点プレーに成功、36-43でハーフタイムを迎えました。
3Qは、林選手、#13 笠井康平選手、ムボジ選手、#24 本多純平選手、ハインズ選手でスタートします。チームディフェンスのギアをさらに上げると、このクォーターは、岩手にフィールドゴールを1本しか許さず、5得点に抑え込みます。攻めては、序盤に笠井選手と林選手がスリーポイント決め、さらに中盤で、本多選手のジャンプショット、ハインズ選手のスリーポイントで逆転します。その後は、ムボジ選手がインサイドで身体を張り、林選手とハインズ選手がもう1本ずつスリーポイントに成功し、58-48と10点までリードを広げました。
4Q、林選手がジャンプショットで3点プレー、栗原選手もファウルを受けながらレイアップを決めます。しかしそこから、ターンオーバーやショットミスが重なり、スコアを4-13とされ、岩手に2点差に迫られてしまいました。それ以降は、ムボジ選手と古牧選手が、得たフリースローをきっちりと決め続けます。ターンオーバーをしてしまっても、次の岩手のポゼッションで5秒バイオレーションを奪うなど、ディフェンスも集中度を増して、最後は77-71で岩手を振り切り、5連勝を達成しました。
小野秀二HCコメント
前半は、岩手さんのやりたいオフェンスの形を作らせてしまいました。とくにピックからのダイブに対して、ゴール下から点を取られてしまうケースが多くなってしまいました。それをハーフタイムで上手く修正できたことで、後半は彼らに苦しいショットを多く打たせることができました。やはり最後はディフェンスが非常に機能したと思います。
厳しい戦いが続く中で、選手たちが成長した姿を見せてくれて、苦しい時間帯も我慢をしながら、逆転することができました。そういう試合の流れを、選手たちがよく見れるようになったというのが、今節とくに私が感じたところです。選手たちは本当によくがんばってくれました。
試合結果
バンビシャス奈良 77-71 岩手ビッグブルズ
1Q 15-17
2Q 21-26
3Q 22- 5
4Q 19-23
スコア上位
#22 シェイク・ムボジ 20点
#6 林瑛司 16点
#7 古牧昌也 14点
#11 シャキール・ハインズ 11点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 15本
#44 シャキール・ハインズ 9本
#6 林瑛司 7本
アシスト上位
#13 笠井康平 5本
#44 シャキール・ハインズ 4本