試合結果 バンビシャス奈良 86-70 ベルテックス静岡
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、ベルテックス静岡と対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
試合は、静岡の6連続得点で始まってしまいます。ムボジ選手のゴール下、本多選手のスティールからの速攻でハインズ選手のダンクが生まれ、さらに林選手のスリーポイントなどで追い上げます。2点差まで迫った1Qの残り19秒、#7 古牧昌也選手がスリーポイントラインの外でシュートファウルを受けると、得た3本のフリースローをすべて決め、18-17と逆転しました。
2Qは、奈良が主導権を握ります。とくにスリーポイントシュートが、7本打って6本成功と、85%を超える高確率で決まります。ハインズ選手が3本すべて決めると、#2 栗原翼選手、林選手、笠井選手も1本ずつで続きました。成功した10本のフィールドゴールのうち、8本にアシストがつくなど、ボールを良くまわすことができたことも、好調なオフェンスにつながりました。44-34と10点のリードで前半を終えます。
3Qは、今度はディフェンスで流れをつかみます。静岡のスリーポイントを6本中1本に抑えるなど、このクォーターのフィールドゴール成功率を31.3%に抑え込み、13点しか許しませんでした。林選手のディフェンスリバウンドからハインズ選手のダンク、笠井選手のスティールから林選手のレイアップと、ディフェンスからの速いトランジションで2本の速攻を繰り出すなど、奈良の目指すバスケを体現して、64-47とリードを広げました。
4Qに入ると、ムボジ選手のインサイドショット、古牧選手のシュートフェイクからのベースラインドライブレイアップで、リードを試合最大の21点としました。その後は、静岡にスリーを決められると、ハインズ選手が決めかえし、ムボジ選手がインサイドで確率の高いショットを決め、古牧選手と笠井選手はフリースローを確実に成功させるなどして、リードを保ち、86-70で今季2勝目をあげました。
小野秀二HCコメント
今日は選手たちが、我々の望むディフェンスを、労力を惜しむことなく、力を出し切って行ったということが、一番の勝因だと思います。静岡さんに、昨日のような良いショットを打たせないということを、全員が意識してやってくれました。とくに本多が、静岡の7番(トーマス・プローブレー選手)にプレッシャーをかけ続けてくれたことも、そのひとつだと思います。
オフェンスでは、昨日はローポストを意識しすぎましたから、今日はもうちょっと展開させようということで、ボールをうまく動かそうと指示したところ、少しリラックスできていいボールムーブができました。それが良いショットにつながって、その結果がチームアシストが23本という形になりました。我々の目指すバスケットが今日のゲームではできたと思います。
シャキール・ハインズ選手コメント
出だしから集中してプレーできて、その集中力を最後まで切らすことなく戦うことができたことが、勝ちにつながったと思います。アグレッシブなディフェンスで静岡さんにやりたいことをさせずに、自分たちはリズムのいいオフェンスができました。チームアシストが23本あるように、みんなでボールをシェアして、それぞれが確率良くシュートを決めることができたので、勝つことができました。
試合結果
バンビシャス奈良 86-70 ベルテックス静岡
1Q 18-17
2Q 26-17
3Q 20-13
4Q 22-23
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 27点
#22 シェイク・ムボジ 18点
#2 栗原翼 10点
#6 林瑛司 10点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 13本
#22 シェイク・ムボジ 8本
アシスト上位
#2 栗原翼 8本
#13 笠井康平 6本