試合結果 バンビシャス奈良 68-80 山形ワイヴァンズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、山形ワイヴァンズと対戦しました。
スターティング5は、#2 栗原翼選手、#7 古牧昌也選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
奈良は序盤、ムボジ選手のインサイド、ハインズ選手のアタックやスリーポイント、古牧選手のジャンプショットなどで得点を重ね、先行します。残り3分半で4点をリードしましたが、そこからターンオーバーやショットミスが続き、最後に#13 笠井康平選手がフローターを決めたものの、15-19と逆転されました。
2Qに入ると、山形に連続でスリーを決められ、10点差をつけられてしまいます。#20 石井峻平選手がドライブを決めれば、栗原選手も持ち味のパワーレイアップやスティールしてのショットなどで6得点しますが、山形にさらに2本のスリーポイントを許してしまい、29-42と点差を開かれてしまいました。
3Q、山形にいきなり11点のランを出させてしまい、24点差まで開かれてしまいます。笠井選手からのアシストを受けたムボジ選手の、ファウルを得ての3点プレーでなんとか山形の流れを断ち切り、さらに笠井選手がジャンプショットを決めました。その後は、ハインズ選手のディフェンスリバウンドからムボジ選手の速攻でのボースハンドダンク、反対にムボジ選手のアシストからハインズ選手が得点をあげるなど、2人が奈良のオフェンスを牽引します。しかし、山形にこのクォーターも4本の3Pシュートを決められてしまい、49-64と前半終了時から点差を縮めることができませんでした。
最終クォーターも、オフィシャルタイムアウトまでに、山形に4本のスリーポイントを決められ、再び22点差をつけられてしまいます。このまま負けるわけにはいかない奈良は、タイムアウト明けから、最後の力を振り絞ってディフェンスします。石井選手のスティールから栗原選手を通して古牧選手の速攻レイアップ、今度は古牧選手のスティールをきっかけに、石井選手がショットに成功、さらに栗原選手のスティールから古牧選手が得点と、ディフェンスから得点を積み上げました。最後の5分間は山形を2点に抑えたものの、点差が大きく、68-80で敗戦となりました。
小野秀二HCコメント
昨日今季初勝利をあげて、同じチームと続けて試合をするという難しさですね。ミーティングでは、また新しいゲームだということを何度も伝えて、昨日やったことをもう一度やるんだよと話をしましたが、やはり気の緩みが、ゲームの最初に出てしまいました。選手たちをそうさせてしまったのは、僕の反省材料です。
その立ち上がりの悪さから、スリーポイントを得意とする山形さんの、やりたいようにやらせてしまいました。ボールもしっかり動かされましたし、スリーを普段通りの本数を打たせてしまって、しかも確率高く決められてしまいました。
ただ、最後に必死に守って、追い上げることができた。あのディフェンスを常にできるように、しっかり練習して、来週またホームで試合ですので、皆さんにそういうプレーを見てもらいたいと思っています。
シャキール・ハインズ選手コメント
昨日、必死に戦って、自分たちのバスケットをした結果勝つことができました。その反動なのかわかりませんが、自分たちは身体が重くなっていたように思います。気持ちは必死に戦っているけど、自分たちの思うようなオフェンスだったり、ディフェンスができなくて、山形さんにリードを許してしまった。もう一度気持ちを奮い立たせたものの、残念ながら追いつくことできませんでした。
試合結果
バンビシャス奈良 68-80 山形ワイヴァンズ
1Q 15-19
2Q 14-23
3Q 20-22
4Q 19-16
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 27点
#22 シェイク・ムボジ 19点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 10本
アシスト上位
#2 栗原翼 5本
#13 笠井康平 3本
#44 シャキール・ハインズ 3本