試合結果 バンビシャス奈良 76-70 山形ワイヴァンズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、山形ワイヴァンズと対戦しました。
スターティング5は、#2 栗原翼選手、#7 古牧昌也選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
本多選手のジャンプショットで先制すると、ムボジ選手がゴール下で続き、古牧選手がスリーポイント、ハインズ選手がファストブレイクからのダンク、そして3試合振りに復帰した#13 笠井康平選手もスリーを決めます。しかし、山形にも高確率でシュートを許すなど、点の取り合いとなり、20-22で最初のクォーターを終えました。
奈良はディフェンスを修正して2Qに入り、このクォーターの山形のフィールドゴールパーセンテージを30%以下に抑えます。また、負傷のため今季ここまで全休していた#14 柳川幹也選手も戦列復帰し、短い時間ながら元気な姿を見せました。試合は、#6 林瑛司選手の鋭いドライブとジャンプショットで追いつくと、栗原選手のドライブ、#1 ワース・スミス選手の得点で追走します。そして、最後に栗原選手が連続でスリーポイントに成功します。栗原選手は1本目のスリーポイントで、B2通算1,000得点を達成しました。奈良が、38-34と逆転して、ハーフタイムを迎えました。
3Qも、1Q同様に点の取り合いとなりました。奈良は、クォーター序盤にハインズ選手が連続でスリーポイントを決めます。ハインズ選手はディフェンスでもスティールに成功し、古牧選手の速攻につなげました。その後、ムボジ選手がインサイドで奮闘したものの、一時山形に逆転されます。すると今度は、古牧選手が、本多選手のフリースローを挟んで、2本の3Pシュートをヒットし、59-55とリードを保ちました。
4Qに入ると、笠井選手のペイントアタック、スミス選手のスリーポイントで、この試合最大となる9点のリードを奪いました。しかしここから、シュートを決めきることができなくなり、山形に11点のランを許して、リードを渡してしまいます。ハインズ選手のアタックで得点を返すと、その後はムボジ選手がペイントで存在感を発揮します。3本のショットをねじ込み、最後はボーナススローを得て、これもしっかり決めての7得点で、奈良が再逆転しました。最後は、笠井選手と林選手がフリースローを決めて、76-70で逃げ切り、今季初勝利をあげました。
小野秀二HCコメント
試合序盤、山形さんのミドルレーンでのハイピックへの対応が悪く失点を多くしてしまったのですが、2Qにベンチメンバーがそこをうまく止めてくれたので良かったと思います。後半、自分たちのペースを掴みかけているところで、数自体は少ないですが、ここという時にターンオーバーから失点しまって、山形さんの息を吹き返らせてしまったところがあったので、これは課題となりました。ただ、今日のゲームに関しては、ひっくり返された後、素晴らしい集中力でオフェンス、ディフェンスをしっかりできたかなと。ここはチームの今一番成長したところだと思います。明日また山形さんとの試合になりますが、ポイントガードの笠井と柳川が戻ってきたので、そこはプラス材料になると思っています。
シェイク・ムボジ選手コメント
試合の入り方が良くなくて、コミュニケーションミスやディフェンスの共通理解ができていないところがあって、失点が多くなってしまいました。それから、コーチ陣とコミュニケーションをとって、修正ができたことで、自分たちが勝ちを掴み取ることができました。自分がMVPに選ばれましたが、チーム一人ひとりが、自分たちの役割を遂行して、自分たちを信じきることができたので、勝つことができたと思います。また、9連敗していましたが、勝利のために日々練習を積み重ねてきたので、それも結果につながったと思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 76-70 山形ワイヴァンズ
1Q 20-22
2Q 18-12
3Q 21-21
4Q 17-15
スコア上位
#22 シェイク・ムボジ 17点
#44 シャキール・ハインズ 14点
#7 古牧昌也 11点
#6 林瑛司 10点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 7本
#6 林瑛司 5本
#22 シェイク・ムボジ 5本
アシスト上位
#13 笠井康平 2本
#22 シェイク・ムボジ 2本
#44 シャキール・ハインズ 2本