試合結果 バンビシャス奈良 68-74 ライジングゼファー福岡
バンビシャス奈良は、アウェーの照葉積水ハウスアリーナで、ライジングゼファー福岡と対戦しました。
スターティング5は、#2 栗原翼選手、#7 古牧昌也選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
1Q序盤、ハインズ選手がミドルショットとスリーポイントで5得点して、チームオフェンスにリズムをもたらしてくれます。ムボジ選手のところにボールが集まり、ポストプレーやフリースローで加点していきました。また、この日スターターとなった栗原選手も、持ち味の力強いドライブからのレイアップで続き、17-18と1点差で最初のクォーターを終えました。
2Qに入ると奈良は、オールコートプレスやゾーンディフェンスを仕掛けるなど、ディフェンスに変化をつけて、福岡オフェンスに対抗。クォーター終盤には、古牧選手と本多選手のスティールから、2本の速攻に成功しました。しかし、ターンオーバー5本、フィールドゴール成功率が30.8%と、クォーター全体ではオフェンスを機能させることができず、29-38と福岡に点差を開かれてしまいました。
3Q、初めに栗原選手がポストプレーからフェイダウェイ、本多選手がハインズ選手とのピックアンドロールで得点して以降は、フィールドゴールを4分近く決められない時間が続いてしまい、この試合最大の17点差とされてしまいます。本多選手のベースラインからのジャンプショット、右ウイングからの古牧選手のスリーの後、ムボジ選手、ハインズ選手がファウルで得たフリースローをきっちりと決め、44-56となんとか押し戻しました。
最終クォーターに入ると、ハインズ選手がフリースローレーンからのジャンプショット、ペネトレイトからボードを使ってのショット、そして#20 石井峻平選手のペイントアタックなどで得点を重ねます。オフィシャルタイムアウト明けも、栗原選手が古牧選手、林選手の合わせとハインズ選手のスリーへアシストを通します。残り1分40秒をきったところでのハインズ選手のスリーで7点差に迫りました。諦めない奈良は、ここからファウルゲームを仕掛けます。ムボジ選手がゴール下でファウルを受け、フリースローを4本すべて成功し、林選手も最後にスリーポイントをねじ込みますが、追いつくことはできず、68-74で敗れました。
小野秀二HCコメント
けが人が多く出ている中、選手たちは集中したパフォーマンスをしてくれたと思っています。ディフェンスに変化をつけながら守ったところ、そのディフェンスは良かったと思います。ただし、前半福岡さんにセカンドチャンスポイントを多く与えてしまったところは良くなかった。あとは、やはり我々のミスですね。前半7本で、後半4本と、後半は修正できたのですが……。さぁここっていう肝心なところで、ターンオーバーだったり、シュートミスで点を伸ばせなくて、福岡さんにプレッシャーをかけられなかったことが残念です。
試合結果
バンビシャス奈良 68-74 ライジングゼファー福岡
1Q 17-18
2Q 12-20
3Q 15-18
4Q 24-18
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 21点
#22 シェイク・ムボジ 18点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 11本
#44 シャキール・ハインズ 10本
アシスト上位
#2 栗原翼 6本
#44 シャキール・ハインズ 6本