試合結果 バンビシャス奈良 62-64 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、アウェーの熊本県立総合体育館で、熊本ヴォルターズと対戦しました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
1Q、ポストに入ったムボジ選手が、古牧選手のコーナースリーをアシストして先制しますが、ターンオーバーが続いて、熊本に逆転され先行されます。ムボジ選手がローポストで起点となり、ファウルを受けてのフリースロー、本多選手へのアシストを通します。また、#3 藤髙宗一郎選手がトップからディフェンスを抜いて、ダンクを叩き込むことで、チームを鼓舞しました。このクォーターだけでチームのターンオーバーが8つとミスが多く出ましたが、12-17となんとか5点差で追走します。
2Q、再び藤髙選手がトップからディフェンスの間を割ってレイアップを決めると、#2 栗原翼選手もベースラインドライブからダブルクラッチでバックシュートを決め、さらに藤髙選手のスキップパスから#6 林瑛司選手が3Pシュートに成功し、3点差に迫ります。しかし、そこでオフェンスが停滞してしまい、再び2桁点差に開かれてしまいます。ディフェンスで古牧選手がスティール、それをハインズ選手が速攻でフィニッシュし、なんとか悪い流れを止めると、最後に本多選手が#1 ワース・スミス選手のピックを使って、ペイントエリアでフェイダウェイシュートを決め、27-37でハーフタイムを迎えました。
3Q、本多選手、ハインズ選手のスリーポイントでリズムを作ると、その後はシュートミスをしても、ムボジ選手、ハインズ選手がオフェンスリバウンドを掴み、セカンドチャンスポイントをあげます。ムボジ選手はディフェンスでは、スティールを奪い、ハインズ選手の速攻を生み出しました。そして、笠井選手のアシストを受けた林選手のスリーポイントで、再び3点差につめよります。笠井選手がペイントに進入してからのフェイダウェイで続きましたが、残り2分で熊本に6点のランを許し、44-53と9点差に戻されてしまいました。
4Q、初勝利を諦めない選手たちは、クォーターの初めからギアを上げていきます。ムボジ選手とのピックアンドロールから栗原選手がレイアップ、ムボジ選手がオフェンスリバウンドからのプットバック、ハインズ選手のスティールから林選手の速攻、ハインズ選手のファウルドローンからフリースロー2本成功、そして左45度からの林選手のスリーポイントと、11連続得点で一気に逆転します。さらに、ムボジ選手がジャンプショットで追加点をあげて、オフィシャルタイムアウトまでに4点をリードします。勝利を手繰り寄せたい奈良は、林選手のアシストを空中でそのままタップシュートした藤髙選手に続き、栗原選手も得たフリースロー2本を確実に成功させます。ディフェンスでもファイトしますが、ギリギリのところでシュートファウルを取られ、フリースローで逆転されてしまいます。残り21秒で同点に戻しましたが、試合残り3秒、熊本に決勝シュートを決められ、62-64で惜しくも初勝利を逃しました。
小野秀二HCコメント
熊本さんのプレッシャーディフェンスがキツくてターンオーバーが多く、自分たちのオフェンスが機能しなかったことが、出だしの良くなかったところだったと思います。そこで辛抱して、10点差くらいでついていくことができたと思います。そして後半は、我々らしい、ディフェンスからのファストブレイクが出せたりして、オフェンスも機能するようになって、ひっくり返すところまでいくことができました。しかし、最後にまたミスをしてしまった。そこで流れが止まってしまったことが痛かったなと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 62-64 熊本ヴォルターズ
1Q 12-17
2Q 15-20
3Q 17-16
4Q 18-11
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 15点
#6 林瑛司 11点
#22 シェイク・ムボジ 10点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 21本
#44 シャキール・ハインズ 10本
アシスト上位
#22 シェイク・ムボジ 3本