試合結果 バンビシャス奈良 78-88 滋賀レイクス
バンビシャス奈良は、今季初開催となるジェイテクトアリーナ奈良で、滋賀レイクスと対戦しました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
1Q、試合開始から笠井選手のドライブ、ムボジ選手の速攻からのレイアップ、ムボジ選手のスティールからハインズ選手の同じく速攻でのダンクと、6連続得点します。インサイドでムボジ選手が起点となることで、ポストプレーでファウルを受けてフリースロー、そこからボールをまわして、古牧選手のショットやスリーポイントにつなぎます。最初のクォーターは、スタッツ面で両チーム互角、奈良が16-15とわずかに1点リードして終えました。
2Q、奈良の得点源として、ハードなマークを受ける#6 林瑛司選手が積極的に仕掛けます。厳しいディフェンスにも冷静に対処して、このクォーターに得た4本のフリースローをすべて決めるなど、10得点します。さらに、#2 栗原翼選手のスリーや、ハインズ選手のミドルポストでの仕掛けから、ゴール下に入り込んだムボジ選手への合わせなどで、得点を伸ばしました。しかしディフェンスで、滋賀の外国籍選手に高確率でショットを許してしまったこともあり、38-45と滋賀に逆転されてハーフタイムを迎えました。
3Qは、滋賀の7連続得点から始まり、ビハインドが14点まで広がってしまいます。そこから、ハインズ選手がオフェンスをリードします。ゴール下のムボジ選手へのアシストを2本通したほか、自らもファウルを受けてのレイアップからの3点プレーや2本のスリーポイントなどで、11得点します。少しずつ追い上げ、一時3点差まで迫ったものの、追いつくことはできず、59-66と2クォーターと同じく、7点差で終えました。
最終クォーター、ハインズ選手のアタック、栗原選手のスリーポイントで、4点差につめよります。その後も、林選手のドライブからのスクープショット、チームとして苦しいタイミングでの笠井選手の2本のレイアップ、ムボジ選手のバスケットカウントからの3点プレー、再び林選手が冷静にフリースローを決めるなど、2分をきったところで、ついにワンゴール差まで迫りました。しかし、この勝負どころで滋賀を捉えきることができず、78-88で滋賀に連敗となりました。
この試合は、2,262名の方に来場いただき、今節は2試合続けて、ジェイテクトアリーナ奈良の最多来場者数記録の更新となりました。多くのブースターの皆さまに来場いただき、大きな声援をいただいたことは、チームの力となりました。本当にありがとうございました。この応援に勝利という形でお返しできるように、戦い続けます。
小野秀二HCコメント
選手たちは昨日の試合の反省点をしっかりと修正して戦ってくれたと思います。自分たちが目指すスタイルを長く出すことができました。ただし、そういう中で、数こそ少ないものの、肝心なところでオフェンスでミスをしてしまうところがありました。そこをこれから良くしていかないといけないと思っています。
今日の試合では、アシストが17本と、チームでボールをシェアできていました。これが我々の目指すバスケットなので、チームでオープンショットを作るという意味では、いい形ができていました。こうしたプレーを継続することを、選手たちには伝えました。
シェイク・ムボジ選手コメント
昨日の試合に比べて、オフェンスでもディフェンスでもチームとしてまとまって、組織的に戦えたと思います。まだけが人が多くいて、まとまりきれていなかったところ、ちょっとしたほころびから崩れてしまいました。ただ、チームとしてやるべきことはわかっています。少し時間はかかるかもしれませんが、試合ごとに目指す姿にチームとしてなることができればいいなと思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 78-88 滋賀レイクス
1Q 16-15
2Q 22-30
3Q 21-21
4Q 19-22
スコア上位
#22 シェイク・ムボジ 21点
#44 シャキール・ハインズ 21点
#6 林瑛司 18点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 9本
#22 シェイク・ムボジ 6本
アシスト上位
#13 笠井康平 5本
#44 シャキール・ハインズ 4本
#2 栗原翼 3本
#22 シェイク・ムボジ 3本