試合結果 バンビシャス奈良 66-77 神戸ストークス
バンビシャス奈良は、2023-24シーズンのホーム開幕戦を迎え、神戸ストークスと対戦しました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手、#13 笠井康平選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
1Q、ジャクソン選手がフリースローで先制。さらに笠井選手とのピックアンドロール、自らのシュートミスを押し込む得点、さらに#6 林瑛司選手が左45度からのドライビングレイアップミスを自らフォロー、そしてジャクソン選手のスティールから林選手の速攻と、2人の活躍で残り3分をきるところまでリードします。しかし、クォーター終盤、神戸に8点のランを許し、13-17と逆転されます。
2Q、奈良が得点できないまま、さらに9点を神戸に献上します。4分を過ぎたところで、古牧選手がシュートファウルを得て、2本のフリースローを決めます。ようやく得点した奈良は、さらに古牧選手がファウルを受けながら3Pシュートを決めきり、4点プレー。続けて、もう1本スリーを決めます。古牧選手はもう一本、ベースラインドライブからバックシュートを決めます。古牧選手が約2分の間に11得点しますが、このクォーター、奈良の得点はこの古牧選手の得点のみに抑えられ、24-37と二桁差でハーフタイムとなりました。
3Qも神戸に先行され、この試合最大の16点差をつけられてしまいますが、ここでハインズ選手がバスケットカウントからの3点プレー、本多選手の3Pシュート、本多選手のドライブに古牧選手が合わせてのレイアップ、古牧選手のファウルドローンからのフリースロー2本、そして、本多選手のパワーレイアップで9点のランを出して、一気に6点差に迫ります。それから、笠井選手、ハインズ選手がスリーポイントを決めるなど、食らいついていきますが、神戸の外国籍選手にも得点を許し、51-59と逆転にはいたりませんでした。
最終クォーター、#2 栗原翼選手がドライブからダブルクラッチ気味のレイアップを決めると、ジャクソン選手、ハインズ選手も積極的なペイントアタックを繰り返して追い上げをはかります。しかし、点差をつめることはできず、66-77で敗戦となりました。
試合には敗れましたが、この試合、クラブレコードとなる"2,789名"のブースターに来場いただきました。2015年4月19日、まだbjリーグ時代以来の記録更新となりました。多くの皆さまが来場され、ロートアリーナ奈良がいっぱいなったことが、とてもうれしく思います。本当にありがとうございました。
小野秀二HCコメント
試合の入りは悪くなかっと思いますが、13点とったところでピタッと止まってしまった。プレッシャーをかけてくる神戸さんのディフェンスに対して、ドライブを仕掛けるんですが、最終的にタフショットになってしまい、そこから相手のファストブレイクにつなげられてしまった。そこが今日一番の反省材料だと思っています。
神戸さんと対戦するにあたって、彼らはオフェンスリバウンドの非常に多いチームということで、そこをやられないようにしようという部分では、選手たちはハッスルしてくれて、神戸さんのセカンドチャンスを数回に抑えてくれたと思います。
今日はやはりオフェンスで崩れてしまって、それで少し相手にメンタル的に楽をさせてしまった。この部分が明日に向けての課題になると思います。
--2,789名に来場いただいたことについて
やはりうれしいことです。我々選手たちは、やはり多くの方に観ていただくということが励みになります。ですから、我々のプレーを観て、また観に来たい思ってもらえたら、うれしいなと思っています。
古牧昌也選手コメント
お互いにけが人がいる中で、難しい試合になってしまいました。リバウンドがとれなかったり、うちに流れが来ない、我慢する時間帯が長くなってしまいました。ハーフタイムに小野さんから、「チームとして戦っているのか?自分たちのバスケットは何なんだ?」と活を入れられました。ボールをシェアすることだったり、個々ではなくチームで戦うっていうところで、神戸さんと差があって、それがこの点差に出ていると思います。
--2,789名に来場いただいたことについて
ブースターさんが来てくださるということは当たり前ではないですし、今日は僕たちが勝たないといけない試合でした。こういう試合をした後、明日どういう試合をするかが大事だと思っていますし、ブースターさんも僕たちが下を向いている姿を見たくないと思いますので、もう一度一緒に戦いたいなと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 66-77 神戸ストークス
1Q 13-17
2Q 11-20
3Q 27-22
4Q 15-18
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 18点
#7 古牧昌也 15点
#11 キャメロン・ジャクソン 14点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 14本
#44 シャキール・ハインズ 6本
アシスト上位
#13 笠井康平 4本
#44 シャキール・ハインズ 3本