試合結果 バンビシャス奈良 71-68 香川ファイブアローズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、香川ファイブアローズとプレシーズンゲームを行いました。
スターティング5は、#3 藤髙宗一郎、#6 林瑛司選手、#14 柳川幹也選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
奈良は出だし、6連続失点し先行されます。しかし、ハインズ選手が3Pシュートファウルからフリースロー2本、林選手もファウルを受けながらドライブを決めきります。林選手のボーナススローは落ちたものの、続いて柳川選手がスリーポイントを決めて7-6と逆転します。その後も、ムボジ選手がポストプレー、#11 キャメロン・ジャクソン選手がスティールからボースハンドダンクとリードを広げ、16-11とリードします。
2Q、2分以上得点が止まってしまいましたが、柳川選手がドライブを2本決めて、スコアを動かします。藤髙選手が高い打点のフローターで、#2 栗原翼選手もドライブとフェイダウェイを成功し、リードを保ちます。林選手がさらに、2本のスリーを突き刺し、37-27と10点リードして前半を終えました。
3Q序盤は、ハインズ選手の連続5得点、#24 本多純平選手のステップバックジャンパー、林選手とジャクソン選手のスリーで、13-3のランに成功し、50-30とリードを20点まで広げます。しかし、ここから反対に香川に9連続得点を許すと、その後も得点を伸ばせず、55-49と6点差に迫られてしまいます。
4Q、#13 笠井康平選手が巧みにゲームをコントロールすると、本多選手がムボジ選手のピックからスリーポイントを、藤髙選手がクロスオーバーから切れ込んでフェイダウェイを沈めます。さらに、笠井選手がスリーポイントラインの外から、ディフェンスの裏をとってゴール下へ入り込んだ本多選手へ矢のようなアシストを通します。それでもあきらめない香川に同点に追いつかれてしまいます。残り20秒を切って、タイムアウトをとった奈良がボールを託したのは、ハインズ選手。44番は期待に応え、決勝スリーをねじ込みます。粘る香川をなんとか振り切り、71-68で新生バンビシャス奈良の勝利となりました。
小野秀二HCコメント
昨日の大阪エヴェッサさんとの試合を受けて、セカンドチャンスを与えないこと、イージーなターンオーバーをしないことを、試合前のミーティングで伝えました。ミスが昨日よりも少なくなって、3Qの途中にはある程度リードを得たんですけれども、そこから少し選手同士が噛み合わないことが増えて、クロスゲームになってしまいました。ただ、その中で一つ大きな収穫は勝ちきったことです。最後に自分たちのプレーをしっかりと遂行して、それがシャックのスリーポイントにつながったので、それは本当に良かったと選手たちに伝えました。
シャキール・ハインズ選手コメント
チームに昨日の試合の疲れが残っていたのかなと思います。それが、3Qの苦しい時間帯につながってしまったと思います。勝つことができたのは良かったですが、こういう苦しい時に、やるべきことや、コーチの言ったことを遂行することができなかったことは、我々の課題であることがわかりました。
試合結果
バンビシャス奈良 71-68 香川ファイブアローズ
1Q 16-11
2Q 21-16
3Q 18-22
4Q 16-19
MVP
#44 シャキール・ハインズ選手