試合結果 バンビシャス奈良 102-70 香川ファイブアローズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で、香川ファイブアローズと対戦しました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
今日勝てば、B2残留に大きく前進する奈良は、ホームのブースターの皆さんの大声援を受け、昨日から引き続き、インテンシティの高いディフェンスを仕掛けます。そして、昨日のMVP、ウィルソン選手がこの日も好調で、3Pシュートでさっそく先制点をあげると、続くポゼッションでスティール。柳川選手の速攻につなげます。5点をリードした奈良は、宇都選手がアタックを繰り返し、自らの得点に加え、古牧選手、ウィルソン選手の3Pシュートをアシストします。古牧選手とウィルソン選手が2本のスリーを決めたほか、#3 藤髙宗一郎選手も、ドライブで仕掛けてのフェイダウェイ、ジャンプショット、そして、#0 クリスチャン・ジェームス選手のアシストを受けて、ベースラインからのダンクを決めるなど、30-22とリードして最初のクォーターを終えました。
2Qも、強度の高いディフェンスは変わらず仕掛け、香川のフィールドゴール成功率を30%台に抑えます。攻めては、ムボジ選手がペイント付近でのシュート3本すべて決め、AND1で得たフリースロー1本も成功して7得点します。藤髙選手も1Qに続いて好調で4得点しました。#9 板橋真平選手が思い切りのいいスリーを決めて、オフィシャルタイムアウトとなった時点で、18点をリードします。その後数分、点が止まりますが、宇都選手とジェームス選手、ウィルソン選手が終盤に得点を重ね、53-36と17点リードでハーフタイムを迎えました。
大きなリードで迎えた後半も、奈良は攻撃の手を緩めません。ムボジ選手はこのクォーターも、ポストプレー、ジャンプショットなど4本のショットをすべて成功します。宇都選手もフローター、バンクショット、レイアップなど、多彩なシュートをすべて成功。前半、チームで60%超えていたフィールドゴール成功率を、このクォーターでも記録しました。また、守りも固く、ディフェンスリバウンドをウィルソン選手や古牧選手がしっかりと獲得し、セカンドチャンスも香川に与えません。最後は、#18 藤澤尚之選手がドライブでディフェンスを引きつけてから、キックアウトでジェームス選手のスリーをアシスト。76-54とリードを広げました。
勝って残留に近づきたい奈良でしたが、序盤はシュートが決まらず、古牧選手のブロックショットなど、ディフェンスで粘ります。流れを変えるべく、4分を過ぎたところでタイムアウトを取り、仕切り直します。すると、ウィルソン選手が3点プレー、藤澤選手がスリーポイント、再びウィルソン選手がレイアップ、そしてスリーを決め、いい流れをつかみます。30点のリードを奪うと、ゲームをコントロールします。ファウルをもらいながら、フリースローを決め続けました。最後は、3月26日のライジングゼファー福岡戦以来の出場となった、#29 中澤海斗選手もフリースローを1本決め、102-70で大切な試合に大勝しました。
試合を通して、香川を圧倒できたのは、選手の勝ちたい気持ちと、今季ホーム最多来場者数となった、1950人のブースターの大声援、各地で勝利を願ってくれたブースターの皆さんのおかげです。他会場の、アースフレンズ東京Zと西宮ストークス戦で、東京Zが敗れたことを受け、奈良のB2残留も確定しました。
さらに、宇都選手はこの日の試合出場で、キャリア通算500試合出場を達成しました。
石橋晴行HCコメント
こうした大事なゲームを、ホームで行うことができて、運も良かったなと思います。ブースターの皆さんの声援のおかげで、前半はいつも以上にシュートを決めることができましたし、拮抗した後半は今度はディフェンスを後押ししていただいて、守れたというような場面もありました。最後は奈良らしいバスケができたと思います。
藤髙宗一郎選手コメント
今節の2試合は、内容よりも、勝ちきることが大事だったので、それが達成できて良かったです。
試合の内容としては、香川さんも僕たちも、残留がかかっているという独特の雰囲気での試合だったのですが、そのプレッシャーに負けることなく、自分たちのバスケットというのを、僕たちの方が長い時間できたのかなと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 102-70 香川ファイブアローズ
1Q 30-22
2Q 23-14
3Q 23-18
4Q 26-16
スコア上位
#13 宇都直輝 18点
#19 ジェレマイア・ウィルソン 18点
#22 シェイク・ムボジ 18点
#0 クリスチャン・ジェームス 17点
#3 藤髙宗一郎 10点
リバウンド上位
#19 ジェレマイア・ウィルソン 15本
#22 シェイク・ムボジ 7本
アシスト上位
#13 宇都直輝 7本
#0 クリスチャン・ジェームス 6本