試合結果 バンビシャス奈良 96-71 香川ファイブアローズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で、香川ファイブアローズと対戦しました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
B2残留争いで、直接的なライバルになっているチーム同士の試合。奈良はチーム全員、気持ちが入ったプレーを披露します。このクォーター、とくに活躍を見せたのが、ウィルソン選手でした。オフェンスリバウンドを獲得しての先制点を決めると、次はムボジ選手のアシストを、ステップバックスリーにつなげます。ウィルソン選手は、1Qに2本のスリーポイントを含むフィールドゴール5本と、2つのフリースローをすべて成功して、14得点!26-20とリードする原動力となりました。
最初のクォーターは両チーム20点超えとなりましたが、2Qは残り4分を切るまで、奈良4点、香川6点とお互いにシュートが決まらず、重い展開となりました。しかし、以降、古牧選手が2本のファストブレイクのフィニッシャーとなり、さらにジャンプショットを決めるなど6得点。悪い流れの中でも、38-33と香川にリードを譲りませんでした。
3Qは、奈良がチームディフェンスから流れをつかみます。守備からの速いトランジションで、宇都選手はドライブから、古牧選手、ウィルソン選手の速攻、ムボジ選手のダンクをアシストしたことに加えて、自らもジャンプショットを決めます。アウトサイドからは、柳川選手のスリーポイントも決まりました。#3 藤髙宗一郎選手も切り込んでのキックアウトで、ウィルソン選手のスリーポイントを演出、さらに自らも華麗なレイアップを決めます。ウィルソン選手はこのクォーターも13得点と攻撃を牽引。63-47とリードして最終クォーターを迎えました。
最後のクォーターに入っても、奈良は気を緩めません。このクォーターもチームオフェンスを展開します。#18 藤澤尚之選手から、#0 クリスチャン・ジェームス選手のスリーポイント、#33 三森啓右選手のランナー気味のショットが決まります。藤澤選手は自らも、ディフェンスのタイミングを外したジャンプショット、スリーポイントを決めました。ジェームスの選手のアシストを受け、#8 薦田拓也選手もコーナースリーを成功します。ジェームス選手は、ウィルソン選手に代わって、このクォーター12得点と気を吐きました。終盤、香川の気合のディフェンスに、ミスも出ましたが、2月25日以来のコートに立った#11 高岡圭汰朗選手のスリーポイントも決まり、ロートアリーナ奈良のボルテージは最高潮に。96-71で、B2残留に向けての大切な試合で、大きな1勝をあげました。
石橋晴行HCコメント
大事な試合で、40分間運動量を落とさずに、最後まで戦うことができました。この運動量と気持ち、そしてやっぱり多くのブースターの皆さんの声援が、大きな力となって、今日まず1勝できたと思います。
明日もブースターの皆さんと一体となって戦えるように、インテンシティの高いディフェンスをして、応援してもらえるバスケットを最初から展開したいです。
ジェレマイア・ウィルソン選手コメント
B2残留がかかる、勝利が必要な大事な試合で、みんなが一丸となって勝つことができて、本当に嬉しいです。奈良の皆さんが、プレーオフのようにこの試合で戦ってくれたり、応援してくれたので、勝つことができたのかなと思います。
自分としては、今節の2試合はやはりプレーオフのように捉えていて、どちらも大事な試合です。今日勝てたのは良かったですが、まだ前半だという意識です。明日まだ後半を戦うんだという気持ちで、新たなスタートを切りたいと思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 96-71 香川ファイブアローズ
1Q 26-20
2Q 12-13
3Q 25-14
4Q 33-24
スコア上位
#19 ジェレマイア・ウィルソン 28点
#0 クリスチャン・ジェームス 18点
#22 シェイク・ムボジ 11点
リバウンド上位
#0 クリスチャン・ジェームス 9本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 9本
#22 シェイク・ムボジ 7本
アシスト上位
#13 宇都直輝 8本
#0 クリスチャン・ジェームス 4本
#18 藤澤尚之 4本