試合結果 バンビシャス奈良 64-67 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、アウェーの熊本県立総合体育館で、熊本ヴォルターズと対戦しました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
1Qから、両チームともにディフェンス強度が高く、クォーターを通してロースコアの展開に。熊本に先行される中、奈良は5分近く点がとれませんでした。ウィルソン選手がジャンプショットを決めると、古牧選手も続き、ようやくスコアできるようになります。熊本を捉えることはできませんでしたが、#3 藤髙宗一郎選手のドライブなどもあり、11-16で最初のクォーターを終えました。
2Qも守り合い、熊本が先行し奈良が追いかける、1Qと同じような展開となります。藤髙選手がダンクを叩き込むと、#8 薦田拓也選手のドライブでディフェンスを崩してからのフェイダウェイ、そしてコーナースリーが決まり、さらに宇都選手のドライブで同点に追いついて、オフィシャルタイムアウトとなります。タイムアウトあけには、チームディフェンスから、#9 板橋真平選手のタッチダウンパスを受けた宇都選手がバスケットカウント。ワンスローも決めて逆転します。その後は、ウィルソン選手のシュート1本に抑えられ再逆転されましたが、27-32と最初のクォーターと同じ5点差で追走します。
3Q、前半0本に抑えていた熊本のスリーポイントが連続で決まり、さらに熊本#21 田渡凌選手の3点プレーなどもあり、一時13点のビハインドを背負ってしまいます。そこから奈良は、#0 クリスチャン・ジェームス選手がディフェンスのコンタクトを受けながらのタフショットを決め続け、ムボジ選手もインサイドで体を張って得点を奪います。最後は、#18 藤澤尚之選手がスティールから、前を走る藤髙選手にロブパスでアシストを通して、45-50と三度5点差でクォーターを終えました。
4Q、ボーナスショットは決まりませんでしたが、ジェームス選手のバスケットカウントからスタートします。藤髙選手のオフェンスリバウンドから藤澤選手がジャンプショットを決め、ジェームス選手と宇都選手のコンビプレー、ウィルソン選手のセカンドチャンスショットなどで、追い上げていきます。オフィシャルタイムアウトあけに、藤澤選手がスリーポイントに成功し、ジェームス選手が得点を重ねて、残り2分を切って4点をリードしました。しかし、残り1分、熊本#15 谷口光貴選手に、逆転のスリーポイントを決められてしまいます。宇都選手のドライブなどで食らいつきましたが、最後は64-67で振り切られ、惜しくも悔しい連敗となりました。
石橋晴行HCコメント
熊本さんが昨日に引き続き、すごく強度の高いディフェンスをされていて、そこに対応できませんでした。フィニッシュを決めきれず、流れをつかむことができなかったことが、昨日と同じく敗因となりました。とくに最後の場面では、熊本さんは決めるべき選手がしっかりと決めてきたのに対して、うちはターンオーバーやミスショットで終わってしまった。そこに力の差があったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 64-67 熊本ヴォルターズ
1Q 11-16
2Q 16-16
3Q 18-18
4Q 19-17
スコア上位
#13 宇都直輝 15点
#0 クリスチャン・ジェームス 14点
リバウンド上位
#19 ジェレマイア・ウィルソン 15本
#0 クリスチャン・ジェームス 7本
アシスト上位
#18 藤澤尚之 7本
#13 宇都直輝 5本