試合結果 バンビシャス奈良 74-77 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、アウェーの熊本県立総合体育館で、熊本ヴォルターズと対戦しました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
1Q、開始から宇都選手がドライブ、ポストプレーで積極的に仕掛けます。ムボジ選手もミドルショットやインサイドプレーで続きました。守っては、全員がインテンシティの高いディフェンスで、熊本のミスを誘います。常に先行し、終盤に追いつかれましたが、古巣との対戦に気合の入る、#18 藤澤尚之選手がフローター、#8 薦田拓也選手のスリーポイントをアシストするなど、22-19と逆転をさせませんでした。
2Q、藤澤選手のジャンプショット、柳川選手から宇都選手へのバックドア、ウィルソン選手のアタックなどで得点していきますが、ファウルで得たフリースローの成功率が上がらず、引き離すには至りません。終盤、熊本にスリーポイント2本を決められてしまい、逆転を許します。しかし、しっかりと追走し、ウィルソン選手のブザービーターミドルで、36-38。2点差でハーフタイムを迎えました。
3Q、序盤にインバウンズパスのミスも絡み、連続でスリーポイントを決められるなど、ここまでで最大となる8点のビハインドとなります。悪い流れになりかけましたが、なんとか耐えると、ウィルソン選手がスリーポイント、さらにスリーポイント中のファウルで得たフリースローを3本成功するなど、徐々に点差をつめていきます。最後は、#0 クリスチャン・ジェームス選手も、スリーポイントやフリースローで続き、54-58と4点差に押し戻しました。
4Q、開始2分半で熊本に8-2のランを許し、10点のビハインドとなります。もちろん諦めない奈良は、ルーズボールに素早く反応したムボジ選手が、スリーポイントライン付近から自らドリブルで持ち込んでボースハンドダンクを叩き込むと、流れを取り戻します。さらにムボジ選手はフリースロー2本に加え、オフェンスリバウンドを押し込みます。続いてジェームス選手が速攻に成功した後、スリーポイントを決めるなど、今度は奈良の11点のランで一気に逆転しました。ムボジ選手がその後にフリースロー2本決めて、3点をリードしましたが、これを守ることができません。試合残り44秒、熊本#15 谷口光貴選手にトップの位置からスリーポイントを決めれて5点ビハインドとなります。直後にジェームス選手がスリーを返し、ファウルゲームに持ち込みますが、最後に同点を狙ったジェームス選手の3Pシュートが決まらず、74-77で敗れました。
石橋晴行HCコメント
40分間強度の高いディフェンスはできていたと思います。ですが、オフェンスで、とくにペイントの得点とファストブレイクを決めきれなかったことで、なかなか流れにのれず、そのまま最後まできてしまったことが、負けにつながったと思います。明日もう一日あるので、チームで良いシュートを打って、決めきるように強くいくことと、今日以上のディフェンスで、勝ちたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 74-77 熊本ヴォルターズ
1Q 22-19
2Q 14-19
3Q 18-20
4Q 20-19
スコア上位
#0 クリスチャン・ジェームス 19点
#22 シェイク・ムボジ 17点
#19 ジェレマイア・ウィルソン 15点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 13本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 11本
#0 クリスチャン・ジェームス 7本
アシスト上位
#18 藤澤尚之 6本
#0 クリスチャン・ジェームス 5本