試合結果 バンビシャス奈良 71-63 山形ワイヴァンズ
バンビシャス奈良は、アウェーの山形県総合運動公園で、山形ワイヴァンズと対戦しました。
スターティング5は、#0 クリスチャン・ジェームス選手、#3 藤髙宗一郎選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
1Q、藤髙選手は先制点を決めると、1ポゼッションで2度オフェンスリバウンドを拾って、ジェームス選手の得点をお膳立て。さらに、ムボジ選手がフリースローを1本決め、試合開始から奈良が5連続得点しリードします。さらに、全員がハードにディフェンスを仕掛け、山形の得点を抑えます。とくに、スリーポイントシュートは9本すべて防ぐなど、山形のオフェンスリズムを崩すことに成功しました。中盤以降も、ムボジ選手がインサイドで得点し、チームディフェンスで奪ったターンオーバーから、ジェームス選手が得点するなどして、16-9と7点をリードしました。
2Q序盤は、ジェームス選手と#19 ジェレマイア・ウィルソン選手が得点するものの、山形にも同じように得点され、突き放すまでには至らず、タイムアウトを取って仕切り直します。#7 古牧昌也選手がファウルを受けながらも3Pシュートを決めてみせますが、山形に徐々に追い上げられ、一時3点差につめ寄られます。しかし、藤髙選手のポストプレーからのフェイダウェイシュート2連発で流れを取り戻し、33-26と1Qで築いた点差を守って、ハーフタイムとなりました。
3Qは開始から、山形に11点のランを許します。2Q終盤も含めると15連続失点となり、一気に4点のビハインドとなりました。藤髙選手のトップからのドライブ、ゴール下でフェイクを入れてからの技ありシュートでようやく山形のランを止めます。#18 藤澤尚之選手が難しい体勢でのジャンプシュートをねじ込み、#9 板橋真平がフローターを成功しますが、山形の得点ペースを落とすことができず、44-52と8点のビハインドとなりました。
逆転での連敗を、絶対に止めたい奈良は、もう一度ディフェンスのギアを入れ直し、山形オフェンスを封じ込めます。オフェンスでは、藤澤選手とムボジ選手のホットラインが2度開通し、ウィルソン選手も積極的なドライブでファウルを引き出し、フリースローで得点を稼ぎます。そして、ジェームス選手のフリースロー、藤髙選手のジャンプショットで2度追いついた後、残り3分で飛び出した柳川選手のスリーポイントシュートでついに逆転しました。勝負どころで、古牧選手は粘着ディフェンスで山形のミスを誘います。藤髙選手がムボジ選手の得点をアシストし、ジェームス選手は、ハードマークを受けながらもレイアップを決め、ファウルゲームでのフリースローもきっちりと2本成功。71-63で1勝をもぎ取り、悔しい結果が続いた連敗を6でストップしました。
石橋晴行HCコメント
昨日の試合では、ターンオーバーから山形さんに効率の良いオフェンスをされてしまっていたので、今日はまずターンオーバーをしないことを修正点にあげていました。また、ジェームズ・ベル選手のところを全員で守ろうと話していて、そこも上手くできたのかなと思います。3Qにリードされた後、勝ちきれたことは、連敗が続いた僕たちにとって、すごく大きな勝利になりました。
試合結果
バンビシャス奈良 71-63 山形ワイヴァンズ
1Q 16-9
2Q 17-17
3Q 11-26
4Q 27-11
スコア上位
#0 クリスチャン・ジェームス 17点
#22 シェイク・ムボジ 15点
#19 ジェレマイア・ウィルソン 12点
#3 藤髙宗一郎 10点
リバウンド上位
#0 クリスチャン・ジェームス 9本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 8本
アシスト上位
#18 藤澤尚之 6本
#0 クリスチャン・ジェームス 4本