試合結果 バンビシャス奈良 85-93 山形ワイヴァンズ
バンビシャス奈良は、アウェーの山形県総合運動公園で、山形ワイヴァンズと対戦しました。
スターティング5は、#0 クリスチャン・ジェームス選手、#3 藤髙宗一郎選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
1Q、奈良の得点は宇都選手のランナー気味のシュートで始まります。さらに、柳川選手が2本のスリーポイント、藤髙選手の1on1からのフェイダウェイの後に、#9 板橋真平選手も3Pシュートを決めて、14-7とリードを広げました。しかし、ターンオーバーを続けてしまい、山形の6連続得点を許し、14-13と1点リードで最初のクォーターを終えました。
2Qに入ってすぐ、#8 薦田拓也選手がゴール下での力強いムーブで得点し、山形の流れを止めます。そこから、#18 藤澤尚之選手が奈良の流れを作ります。板橋選手の2本目のスリーをアシストした後、スティールから今度は#19 ジェレマイア・ウィルソン選手の得点をアシストします。さらに、自らもフリースローと、ディフェンスリバウンドからのコースト・トゥ・コーストで得点するなど、薦田選手の得点以降の連続9得点に絡みました。12点のリードを奪った奈良でしたが、ここからは得点が伸びず、山形の追い上げを受けます。嫌な流れとなりましたが、宇都選手のコントロールから、アシストを受けたウィルソン選手がブザービーターで3Pシュートを決めて、33-28と5点差で前半を終えました。
3Q序盤は、両チームが得点を取り合います。奈良は、藤髙選手、ジェームス選手、宇都選手が得点を重ね、残り4分で8点のリードと一歩抜け出しました。しかし、前半の2つのクォーターと同じく、このクォーターでも山形に追い上げを受け、残り30秒を切って、1点差に迫られます。残り6秒、再びウィルソン選手が締めのスリーポイントシュートを沈め、53-49と山形を押し戻して、最終クォーターを迎えました。
4Qも奈良がスタートダッシュを決めます。ジェームス選手がスティールから速攻レイアップ、薦田選手のジャンパー、さらに速攻から板橋選手が試合3本目のスリーを左45度からクリーンヒットし、リードを一気に11点に広げます。この後、山形#3 ジェームス・ベル選手が波に乗り、得点を伸ばしてくると、奈良は、ウィルソン選手と薦田選手が交互に得点して対抗し、69-60でオフィシャルタイムアウトとなりました。その後も山形を引き離すには至らず、時間が経過していきます。残り40秒を切って2点をリードすると、山形がファウルゲームを仕掛けてきます。残り21秒で3点を先行していましたが、終盤、山形のベル選手に同点スリーを決められ、76-76でオーバータイムに持ち込まれてしまいました。
延長は、追いついた山形にイニシアチブを握られてしまいます。4Qだけで18得点を許した山形のベル選手が、オーバータイムも好調で、7得点されてしまいます。奈良はシュートを決めることができず、85-93と、悔しい逆転負けを喫しました。
石橋晴行HCコメント
4Qを迎えるまではチームディフェンスが機能して、山形さんの得点を抑えることができていたと思います。ですが、4Qに入るとベル選手を止められなくなって、チームとしてそれに対応できないまま、負けてしまいました。今日は勝つべき試合でした。明日もう一度チームで、40分間戦えるようにがんばりたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 85-93 山形ワイヴァンズ
1Q 14-13
2Q 19-15
3Q 20-21
4Q 23-27
OT1 9-17
スコア上位
#0 クリスチャン・ジェームス 17点
#19 ジェレマイア・ウィルソン 16点
#8 薦田拓也 11点
#9 板橋真平 11点
#13 宇都直輝 10点
リバウンド上位
#0 クリスチャン・ジェームス 11本
#22 シェイク・ムボジ 9本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 7本
アシスト上位
#0 クリスチャン・ジェームス 6本