試合結果 バンビシャス奈良 89-100 長崎ヴェルカ
バンビシャス奈良は、アウェーの佐世保市体育文化館で、長崎ヴェルカと対戦しました。
スターティング5は、#0 クリスチャン・ジェームス選手、#3 藤髙宗一郎選手、#7 古牧昌也選手、#14 柳川幹也選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
ここまで全試合出場中だった、#13 宇都直輝選手を欠いた奈良は、序盤、ムボジ選手がインサイドを攻めます。両チーム速い展開を作り出し、奈良はジェームス選手のペイントアタック、長崎はスリーポイントで得点を重ねていきます。途中、古牧選手が相手のトラベリングを誘うグッドディフェンス、#9 板橋真平選手のスリーポイントや、#18 藤澤尚之選手がコースト・トゥ・コーストを決めるなど、各選手が持ち味を発揮し、競り合いとなります。しかし、長崎#3 山本エドワード選手にバックコートからのブザービーターを決められて、18-22と4点ビハインドとなりました。
2Qに入ってすぐ、古牧選手のアシストで#8 薦田拓也選手がスリーポイントを決めると、長崎のフリースロー1本を挟んで、薦田選手のジャンパー、古牧選手のスリーポイントで逆転、長崎にタイムアウトを取らせます。しかし、そこからは長崎に先行されると、オフィシャルタイムアウト時点で9点のビハインドとなりました。残りおよそ5分間は、板橋選手、ジェームス選手がアタックを繰り返すことで、それ以上は離されることなく、40-48でハーフタイムを迎えました。
3Q、奈良の猛攻から始まります。ムボジ選手がゴール下のプレーで2度3点プレーを成立させると、その間、藤髙選手と古牧選手がスリーポイントを決めます。ディフェンスでも踏ん張り、24秒バイオレーションを奪いました。さらに、板橋選手とジェームス選手もスリーポイントを連続で成功して、残り4分時点で58-58の同点に追いつきます。しかし、長崎#4 狩俣昌也選手の3Pシュートを皮切りに、長崎に11点のランを許します。終盤、#18 藤澤尚之選手のアシストを受けたムボジ選手のインサイドの得点と、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手のブザービータースリーで、63-69と前半終了時より点差をつめることに成功しました。
前のクォーターで5本すべてのスリーポイントを決めた奈良は、4Q始めからも、薦田選手とジェームス選手、柳川選手がスリーを決めて、長崎を追います。藤髙選手のファストブレイクから滞空時間の長いレイアップなどで続いた後も、板橋選手のこの試合4本目のスリーが決まりますが、奈良が流れを掴みかけたところで長崎の長距離砲が決まり、なかなか点差がつまりません。終盤はファウルゲームを仕掛け、藤髙選手のアタック、柳川選手の2本目のスリーなどで最後まで戦い続けましたが、89-100で敗戦となりました。
石橋晴行HCコメント
数字だけを見ると、昨日と同じような失点数ですが、昨日とは違ってコミュニケーションは取れていたので、崩れかけたところで踏ん張ることができたのは収穫だったと思います。ですが、やはりスリーポイントを決められすぎましたし、最後に決めきる力は、長崎さんの方が上でした。
試合結果
バンビシャス奈良 89-100 長崎ヴェルカ
1Q 18-22
2Q 22-26
3Q 23-21
4Q 26-31
スコア上位
#0 クリスチャン・ジェームス 23点
#9 板橋真平 14点
#22 シェイク・ムボジ 14点
#8 薦田拓也 10点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 9本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 8本
アシスト上位
#0 クリスチャン・ジェームス 6本
#18 藤澤尚之 6本