試合結果 バンビシャス奈良 74-79 佐賀バルーナーズ
バンビシャス奈良は、今季唯一のホームゲーム開催となるジェイテクトアリーナ奈良に、佐賀バルーナーズを迎えました。ジェイテクトアリーナ奈良は、試合開始直後から満席状態となり、多くのブースターの皆さんが、最高の雰囲気でチームをあと押ししてくれました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
奈良は試合序盤、宇都選手のドライブでの得点以外が決まらず、2-7と佐賀に先行されたところで、早めのタイムアウトで修正をはかります。それでも佐賀に点差を開かれますが、ムボジ選手と代わって入った#0 クリスチャン・ジェームス選手がそれぞれ6得点、5得点し、13-15まで追い上げました。
2Qに入ると、#9 板橋真平選手が3分を経過するまでに2本のスリーポイントを決め、21-19と逆転します。板橋選手はさらにフリースローライン付近へ切れ込んでのジャンプショット、このクォーター3本目となるスリーポイントを決めるなど11得点と活躍、試合の流れを奈良に引き寄せ、35-29とリードして前半を終える原動力となりました。
3Qは、今度はウィルソン選手がオフェンスを牽引します。セカンドチャンスポイント、宇都選手のアシストを受けてのスリーポイントで、リズムに乗ります。残り4分で佐賀に同点に追いつかれた場面でも、左コーナー付近からドライブで切れ込むと、ファウルを受けて後ろに倒れながらもシュートを決めきって、3点プレーを成功し、完全には佐賀に流れを渡しませんでした。52-53と僅差で最終クォーターを迎えます。
4Qに入ってすぐに、板橋選手が4本目のスリーポイントを決めます。さらにウィルソン選手も3Pシュートと、オフェンスリバウンドを何度も粘って獲ってからの3点プレーで同点とし、ベンチと会場を盛り上げます。しかし、そこからは佐賀に先行を許します。必死に追いかける奈良は、ジェームス選手のスピンターンからのショット、#3 藤髙宗一郎選手のコーナースリーで試合残り36秒で3点差までつめよりましたが、最後はおよばず、74-79で連敗となりました。
石橋晴行HCコメント
1Qから4Qまで我慢強く戦えたと思いますが、要所で自分たちがエラーしてしまった時に、佐賀さんにしっかりと決められてしまいました。佐賀さんの落ち着いて、強みを活かしたオフェンスを守れなかったことが、今日の敗因だと思います。
板橋真平選手コメント
福島ファイヤーボンズさんとの2試合目、そして昨日と同じような負け方をして、メンタル的には厳しい試合でした。結局、4Qの佐賀さんは強くて、リーグで1位にいることも納得しました。レイナルド・ガルシア選手を含めて、2人の外国籍選手がいない中でも、それぞれの選手が役割を理解していて、やるべきことを徹底してやるというのが、強いチームなんだと思いました。僕たちも、勝つためには、一人ひとりがやるべきことを理解してやらないといけないと、あらためて思いました。
試合結果
バンビシャス奈良 74-79 佐賀バルーナーズ
1Q 13-15
2Q 22-14
3Q 17-24
4Q 22-26
スコア上位
#22 シェイク・ムボジ 16点
#9 板橋真平 14点
#19 ジェレマイア・ウィルソン 14点
#13 宇都直輝 11点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 11本
#0 クリスチャン・ジェームス 9本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 8本
アシスト上位
#0 クリスチャン・ジェームス 4本
#18 藤澤尚之 4本