試合結果 バンビシャス奈良 76-77 佐賀バルーナーズ
バンビシャス奈良は、今季唯一のホームゲーム開催となるジェイテクトアリーナ奈良に、佐賀バルーナーズを迎えました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
今日も、前節の福島ファイヤーボンズとの2戦同様、宇都選手がチームを勢いづけます。ドライブで先制すると、古牧選手のジャンプショット、ウィルソン選手の3Pシュートをアシストし、試合開始からの7点のランを成功します。その後も、ムボジ選手との連携でアシストを重ねるなど、チーム最初の17点に、得点もしくはアシストでからみました。奈良は最初のクォーターを23-18とリードします。
2Qも宇都選手の勢いは止まりません。フローターを決めたかと思えば、#3 藤髙宗一郎選手のスリーポイントをアシスト。最終盤には自らも3Pシュートを決めました。ほかにも、追い上げてくる佐賀の勢いを止める、#9 板橋真平選手のスリーポイントや、オフェンスリバウンドをそのままタップシュートで押し込みバスケットカウントを得て、3点プレーを成立させた古牧選手、5リバウンドでペイントを守ったムボジ選手らの活躍もあり、46-39とリードを広げて前半を終えました。
後半最初のクォーターは、ディフェンスで佐賀を苦しめます。佐賀のフィールドゴール成功率を14.3%に抑え、11失点にとどめました。オフェンスでは、ムボジ選手が宇都選手、柳川選手、藤澤選手のアシストを確実に得点し、8得点します。藤澤選手はこのクォーターだけで、3本のアシストを通したほか、3Pシュートも決めるなど、3Q中盤以降のゲームを巧みにコントロール。65-50と15点リードして最初のクォーターを迎えます。
しかし、4Qに流れを佐賀に奪われてしまいます。オフェンスが停滞し、フィールドゴール成功率が20%台に低下。チーム得点が11点にとどまってしまいました。ディフェンスでは、ファウルを重ねてしまい、佐賀に11本のフリースローを与えてしまいます。これを9本成功と、確率良く決められ、徐々に追い上げを受けます。残り36秒で、宇都選手がジャンプショットを決めて4点リードしましたが、その後佐賀#7 西川貴之選手に、フリースロー5本を決められ、76-77と逆転、1点差で敗れました。
石橋晴行HCコメント
3Qまでは、練習してきたディフェンスが機能していたと思います。4Qは、ファウルで崩れてしまって、佐賀さんにフリースローをきっちり決められて、うちは決めきれませんでした。あとは、そこにいくまでのリバウンドですとか、イージーにシュートを打たせてしまっているということも大きかったです。明日はそこを修正して、ひとつ勝ちたいです。
宇都直輝選手コメント
2試合続けてこういう負け方というのは、かなり苦しいですね。スタッツを見ると、ターンオーバーも少ないので。やっぱりフリースローですね。打った本数で10本以上佐賀さんの方が多くて、ミスも3本だけ。うちは逆に10本ミスしてしまっている。接戦になると、フリースロー一本一本が大事になってきますし、それをしっかり決めてくるというところが、佐賀さんの強さだと思います。佐賀さんは、調子が良くても、負けていても、バスケットは徹底して同じことをやり続けてくる。そういうところが、上位にいるチームだなと思いました。これで僕らが、メンタル的には苦しくなっていますし、こういう試合の後は崩れがちなんですけど、なんとか気持ちを立て直して、もう一度今日よりハードに明日は戦いたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 76-77 佐賀バルーナーズ
1Q 23-18
2Q 23-21
3Q 19-11
4Q 11-27
スコア上位
#22 シェイク・ムボジ 19点
#13 宇都直輝 15点
#9 板橋真平 10点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 10本
アシスト上位
#13 宇都直輝 8本
#18 藤澤尚之 6本