試合結果 バンビシャス奈良 76-77 福島ファイヤーボンズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良に福島ファイヤーボンズを迎え、対戦しました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
今日の試合も、昨日と同じく、宇都選手が積極的に仕掛けます。ペイントアタック、ポストプレー、そしてミドルショットも決めました。ムボジ選手はポストでディフェンスを引き寄せた後、柳川選手やウィルソン選手のスリーをアシストするなど、まわりを活かすプレーを見せます。交代出場した#0 クリスチャン・ジェームス選手も7得点し、3分を切ったところで21-10とリードします。しかし、そこから福島に11点のランを許して、結果21-21の同点となる展開も昨日の試合をなぞるようでした。
2Qの最初の得点も福島に奪われ、前のクォーターから通算連続13失点で逆転されます。しかし、チームは崩れることなく、まずウィルソン選手がインバウンズパスをスティールしてそのまま得点し、悪い流れを断ち切りました。その後、3分ほど得点ができない時間帯が続きますが、ディフェンスでしのぎ、ムボジ選手のスティールから、宇都選手の高い軌道のスクープショットが決まります。一進一退の攻防が続く中、古牧選手が体を張ったオフェンスリバウンドを獲り、これを#3 藤髙宗一郎選手が得点につなげます。次の福島のポゼッションで、古牧選手はさらに、スティールからフリーでレイアップを決めました。ジェームス選手が4点を積んで、37-38と1点差でハーフタイムとなりました。
3Q、奈良は引き続きハードなディフェンスで、福島に楽に得点をさせません。古牧選手が福島のバックコートバイオレーションを誘う厳しいディフェンスを見せます。序盤は、柳川選手がレイアップと3Pシュート、ウィルソン選手も得点を重ね、2人が奈良に流れを持ってきました。好調の宇都選手がその後を引き継ぎ、リードを保ちます。そして、2分を切ったところで、#9 板橋真平選手が思い切りのいいスリーを決め、さらにタフなディフェンスでスティール! パスを受けたウィルソン選手の豪快なダンクが飛び出しました。58-51と7点リードで、最終クォーターを迎えます。
4Q、ムボジ選手はインサイド、そして、#18 藤澤尚之選手のスティールから、ジェームス選手を経由しての速攻レイアップなどで得点し、ジェームス選手と藤澤選手もそれぞれジャンプショットで続き、リードを10点に広げました。しかし、オフィシャルタイムアウトとノーマルタイムアウトを挟んで、福島に10点のランを許し、残り3分半で同点とされます。板橋選手がスリーを決め、流れを止めますが、そこからは1点を争う攻防になりました。残り6秒で逆転されますが、タイムアウト後に宇都選手が再逆転のレイアップを決めて、会場のボルテージは最高潮に。残り3秒を切って、福島のポゼッション。守りきりたいところでしたが、福島#55 ジョシュ・ハレルソン選手に得点され、76-77。悔しい敗戦となりました。
石橋晴行HCコメント
今日は厳しい戦いになると予想していたんですが、最後までしっかりゲームを作れていました。ですが、4Qで福島さんのピックアンドロールを止められなかったことと、相手のディフェンスに対していいショットが打てない時間帯があったことが、負けにつながったと思います。
最後の最後でひっくり返されたのは、僕の責任です。その前に、残り3秒の時点で一時逆転できたということは、チームにとってすごく良かったと思っています。今日の試合の反省を活かして、次の試合につなげたいと思っています。
宇都直輝選手コメント
今日の試合も、昨日と一緒で、我慢が続く展開だったのですが、最後まで我慢しきれたと思います。敗因としては、せっかくのリードを、福島さんが良いプレーをしたわけではなく、自分たちの悪いプレーから縮められてしまったことが挙げられます。前半にも、後半にもあったと思うで、そこは、チームとして改善しないといけないと思っています。最後は1点差なので、一つひとつのミスの重なりが、こういう試合結果につながったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 76-77 福島ファイヤーボンズ
1Q 21-21
2Q 16-17
3Q 21-13
4Q 18-26
スコア上位
#13 宇都直輝 18点
#0 クリスチャン・ジェームス 15点
#22 シェイク・ムボジ 12点
#19 ジェレマイア・ウィルソン 11点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 10本
アシスト上位
#22 シェイク・ムボジ 3本