試合結果 バンビシャス奈良 73-68 福島ファイヤーボンズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良に福島ファイヤーボンズを迎え、対戦しました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
1Q、宇都選手が奈良の流れを作ります。左サイドからのアタックで先制すると、ファストブレイクのフィニッシャーとなり、古牧選手のコーナースリーをアシスト、さらに自らのミスショットをロングタップシュートで決め、試合開始からの9-2のランの全得点にからみました。さらに、ムボジ選手も重量級の福島の外国籍選手を向こうに、8得点とゴール下で奮闘。20-20と同点で最初のクォーターを終えました。
2Qは、奈良が33.3%、福島が28.6%とお互いにシュート成功率が低く、得点が伸びない、我慢比べのような展開となりました。オフィシャルタイムアウトの時点で、26-27と福島に1点リードされていましたが、そのタイムアウト明けに、宇都選手のショットで逆転します。最後は、#9 板橋真平選手のフローターと、板橋選手のディフェンスリバウンドからの速攻で、その9番のアシストを受けた宇都選手のレイアップの連続得点で、36-31と5点リードして、前半を締めました。
3Qは、#18 藤澤尚之選手の時間になりました。2分を経過したところで交代出場すると、さっそくフリースローを2本決め、続いて宇都選手に対するローポスト裏への巧みなパス、そしてスティールからすかさずゴールに駆け込む古牧選手へのアシスト、さらに今度はステップバックしてのミドルシュートを決めるなど、同点に追いつかれたところから、8点のリードを奪うまでの原動力となりました。その後も、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスショットや、コーナースリーをヒットするなど、このクォーター9得点3アシスト2スティールと活躍、チームは57-47と10点をリードします。
最終クォーターは、開始から福島に10点のランを許し、試合をふり出しに戻されてしまいます。しかし、藤澤選手と宇都選手の連続得点で、逆転は阻止します。その後3分間で福島の2得点のみと、試合が膠着します。この状態を破り、奈良に流れをもたらしたのが、古牧選手のディフェンス!福島#88 グレゴリー・エチェニケ選手からボールを奪うと、たまらずエチェニケ選手がファウルで止めます。これがアンスポーツマンライクファウルと判定されると、古牧選手は落ち着いて2本のフリースローを成功します。次の福島のポゼッションで、藤澤選手がスティール。福島ディフェンスの厳しいチェックに耐えながら、#0 クリスチャン・ジェームス選手へアシストし、速攻を成功します。さらに、ジェームス選手とムボジ選手が息の合ったプレーで、2対2を制して、ムボジ選手がバスケットカウントから3点プレーを成立させます。福島がファウルゲームを仕掛けてきますが、ジェームス選手がきっちりフリースローを決め続け、73-68で昨年のクリスマスゲームのリベンジを果たしました。
石橋晴行HCコメント
思ったように得点ができない難しい試合でした。チームでしっかりディフェンスができたこと、たとえミスがあっても補い合って失点しなかったことが大きかったと思います。加えて、ペリメーターの選手がリバウンドを非常にがんばってくれたと思います。
宇都直輝選手コメント
福島さんを68点に抑えたということが、今日の勝因だと思っています。ディフェンスで勝ったというのは、福島さんに17のターンオーバーをさせたというところにも現れていると思います。
試合結果
バンビシャス奈良 73-68 福島ファイヤーボンズ
1Q 20-20
2Q 16-11
3Q 21-16
4Q 16-21
スコア上位
#13 宇都直輝 17点
#22 シェイク・ムボジ 14点
#0 クリスチャン・ジェームス 13点
#18 藤澤尚之 11点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 9本
#0 クリスチャン・ジェームス 8本
#13 宇都直輝 8本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 7本
アシスト上位
#18 藤澤尚之 6本