試合結果 バンビシャス奈良 86-74 香川ファイブアローズ
バンビシャス奈良は、アウェーの高松市総合体育館で、香川ファイブアローズと戦いました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
試合開始から香川に3本連続スリーを決められてしまいます。タイムアウトを取り仕切り直しますが、さらに速攻を受けて、11点のビハインドを背負います。しかしそこから、ムボジ選手のバスケットカウントとボーナススローで反撃を開始します。宇都選手が1on1でディフェンスを抜いてのレイアップ、戦列に復帰した#0 クリスチャン・ジェームス選手とムボジ選手のピックアンドロールで徐々に追い上げていき、17-19、ワンゴール差に迫りました。
2Q、両チームともにシュート成功率が上がらない中、このクォーターも競り合いとなります。奈良は#18 藤澤尚之選手がバスケットカウントからの3点プレーを含む7得点で、2Qのポイントリーダーとなります。宇都選手もペイントアタックや、リバウンドからの得点で続きます。終盤、香川がゾーンディフェンスを敷いてきますが、ペースを乱されることなく、36-38と2点差のまま、ハーフタイムとなりました。
昨日は香川に流れを作られてしまった3Q。今日は奈良がペースを握ります。その原動力となったのは、ディフェンスとリバウンド。古牧選手は相手のハンドラーにプレッシャーをかけ続け、香川オフェンスに時間をかけさせます。そして、ハードディフェンスとディフェンスリバウンドから、宇都選手がボールをプッシュ。速いペースに持ち込み、奈良はシュートファウルを得ます。14本のフリースローを放ち、12本成功しました。また、フィールドゴールの成功率も、40%を切ってはいましたが、6本のオフェンスリバウンドでカバー。リバウンドに関しては、このクォーター19対6で圧倒しました。宇都選手がベンチに戻っても、藤澤選手がこのペースを維持します。さらに、3分を切ってから、#9 板橋真平選手が2本のコーナースリーをヒット!62-49とリードして、勝負の4Qに入ります。
4Q、香川も気持ちのこもったプレーで、奈良にプレッシャーをかけてきます。そんな中でも、このクォーターフル出場して、藤澤選手がゲームをコントロール。さらに、得点も重ねます。また、3分が過ぎたところで、板橋選手が3本目のスリーを、同じコーナーから沈め、流れを渡しません。最後まで集中したプレーで、香川を振り切り、86-74で勝利。シーズン10勝目をあげました。そして再び、香川をかわして西地区6位に浮上しました。
石橋晴行HCコメント
試合の入りは良くなかったんですが、選手たちがよくカムバックしてくれました。3Qからはディフェンスが良くなったと思います。ただ、香川さんのリングへのアタックだけはなかなか止められず、苦労しました。それでも、ディフェンスで我慢し続けて、良いディフェンスから走ることができたと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 86-74 香川ファイブアローズ
1Q 17-19
2Q 19-19
3Q 26-11
4Q 24-25
スコア上位
#13 宇都直輝 19点
#18 藤澤尚之 17点
#22 シェイク・ムボジ 16点
#0 クリスチャン・ジェームス 14点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 10本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 9本
#0 クリスチャン・ジェームス 7本
アシスト上位
#0 クリスチャン・ジェームス 7本
#18 藤澤尚之 7本
#22 シェイク・ムボジ 4本