試合結果 バンビシャス奈良 90-86 アルティーリ千葉
バンビシャス奈良は、アルティーリ千葉をロートアリーナ奈良に迎え、ホームゲームを行いました。
スターティング5は、#0 クリスチャン・ジェームス選手、#3 藤髙宗一郎選手、#8 薦田拓也選手、#14 柳川幹也選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
前節までと2人を入れ替えてスタートした奈良でしたが、1Q中盤まではムボジ選手のインサイドでの4得点にとどまり、4-14とA千葉に10点差をつけられます。交代で入った#7 古牧昌也選手が#13 宇都直輝選手のタッチダウンパスを決めて反撃を開始します。ハードディフェンスでA千葉のオフェンスを抑えつつ、宇都選手が速い展開に持ち込みます。終盤、宇都選手のキックアウトから、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手が早くも2本目となる3Pシュートを決め、19-22と3点差までつめて、最初のクォーターを終えました。
2Qに入ると、三度ウィルソン選手が3Pシュートを決めて同点に追いつくと、宇都選手のフリースローで逆転します。以降、奈良はジェームス選手がこのクォーター、3本のスリーポイントを含む4本のシュートをすべて決めて11得点。ムボジ選手がインサイドで奮闘し、得たフリースローを9本中8本決めるなどして12得点をあげます。守っては、ムボジ選手が2ブロックショットした他、A千葉から5つのターンオーバーを引き出すなど、強度の高いディフェンスを継続し、相手のフィールドゴール成功率を25%に抑え、48-38と10点のアドバンテージを持って前半を終えました。
前半のいい流れを継続したい奈良は、宇都選手がこのクォーターの中盤まで、自らの6得点と3本のアシストでチームの13得点すべてに絡む活躍を見せます。宇都選手がいったんベンチに下がった後は、#18 藤澤尚之選手がジャンプショットをヒットし、続く相手のポゼッションでのスティールからアンスポーツマンライクファウルを引き出して、フリースローを決めてみせます。さらに、#33 三森啓右選手も、24秒ショットクロックギリギリのミドルシュートを落ち着いて沈め、A千葉に流れを渡しません。75-64と二桁リードを保って、最終クォーターに入りました。
4Q、奈良は3Qまで3つに抑えていたターンオーバーを、このクォーターだけで9つ犯すなど、ミスが増え、そこをA千葉につかれて追い上げを受けます。流れをA千葉に握られそうになりますが、宇都選手が何度も得意のペイントアタックを繰り出し、3点プレーひとつを含む9得点をあげます。終盤3点差まで迫られましたが、相手のファウルゲームで得たフリースローをジェームス選手が決めることで、A千葉の追い上げをしのぎ、90-86で勝利しました。8日の熊本ヴォルターズ戦に続く連勝で、香川ファイブアローズと同勝率ながら、西地区6位に浮上しました。
石橋晴行HCコメント
40分間強度を落とさずに守ることで相手を上回ろうと考えていたんですが、選手たちがその通り試合を通してしっかりディフェンスしてくれたと思います。オフェンスに関しては、終盤かなりミスが出てしまったので、そこは修正しないといけないと思っています。
シェイク・ムボジ選手コメント
序盤から、オフェンスにしてもディフェンスにしても、コーチが言ったことをチーム全員が遂行することができたと思います。そのため、A千葉さんを引き離す時間帯を作れましたし、追い上げを受けても、最終的には勝利することができたと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 90-86 アルティーリ千葉
1Q 19-22
2Q 29-16
3Q 27-26
4Q 15-22
スコア上位
#22 シェイク・ムボジ 23点
#0 クリスチャン・ジェームス 20点
#13 宇都直輝 20点
#19 ジェレマイア・ウィルソン 14点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 16本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 12本
アシスト上位
#13 宇都直輝 7本
#18 藤澤尚之 5本
#0 クリスチャン・ジェームス 4本