試合結果 バンビシャス奈良 84-82 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、熊本県立総合体育館で、熊本ヴォルターズとアウェーゲームを行いました。
スターティング5は、#8 薦田拓也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
1Q、ムボジ選手のインサイド、宇都選手のフリースローで先制します。チームで強度の高いディフェンスで守りますが、それでも、熊本#30 テレンス・ウッドベリー選手には9得点されます。奈良は、薦田選手がスティールやレイアップでの得点などで、チームに勢いをもたらしました。さらに、代わって入った、#0 クリスチャン・ジェームス選手が3Pシュート1本を含む、フィールドゴール3本すべて成功して7得点し、競った展開に持ち込んで、21-21と同点で最初のクォーターを終えました。
2Qに入ってすぐに、ジェームス選手がバスケットカウントからボーナススローも決めて、一時リードします。その後、薦田選手がファストブレイクを決め、ジェームス選手が3Pシュートをヒットしますが、全体としてはシュート成功率が上がりません。ディフェンスでは、ハードにプレッシャーをかけ続けましたが、要所で2本のスリーポイントシュートを決められ、35-45と10点差をつけられて、ハーフタイムを迎えました。
3Q、ムボジ選手がフル出場で活躍を見せます。オフェンスリバウンドを3本獲り、この内2本を自らの得点につなげた他、宇都選手からのアシストを3点プレーにつなげるなど、このクォーターだけで6本すべてのシュートを決めつつ、フリースローも2本成功し、14得点します。しかし、ウッドベリー選手を中心とした熊本オフェンスを前に、なかなか点差をつめることができません。それでも終盤、#7 古牧昌也選手が左コーナーから3Pシュートを決めて、57-66と一桁差に押し戻して、4Qに入ります。
最終クォーターは、3Qから引き続き、ムボジ選手、古牧選手、#3 藤髙宗一郎選手、#18 藤澤尚之選手の4人がフル出場。ジェームス選手も最後の20秒以外はコート上に立ちました。ジェームス選手とムボジ選手がフィニッシュ役となり、それぞれ10得点。藤髙選手は熊本のウッドベリー選手、#3 ジャメール・マクリーン選手をハードにディフェンス、古牧選手は相手ガード陣に楽にボールを運ばせず、勝負どころでのスティールなど、チームを助けるプレーを徹底してくれました。そして、藤澤選手は、古巣を相手にゲームをコントロール。丁寧にボールを運んだかと思えば、速攻では鮮やかなパスを通します。このクォーター、コートに立ったのは6人でしたが、ベンチにいる選手も、ブースターの皆さんも一緒になって戦い、9点差を逆転! 84-82で大きな勝利をもぎ取りました。
石橋晴行HCコメント
今日も引き続き強度の高かった熊本さんのディフェンスに対して、選手全員ががんばってくれたと思います。ムボジ選手はじめ、インサイドで確率良くスコアできたことも大きかったですし、とくに藤澤選手はターンオーバー0で、古巣相手にいい働きをしてくれたので、それらが勝利につながったのかなと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 84-82 熊本ヴォルターズ
1Q 21-21
2Q 14-24
3Q 22-21
4Q 27-16
スコア上位
#22 シェイク・ムボジ 30点
#0 クリスチャン・ジェームス 23点
#18 藤澤尚之 11点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 11本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 8本
アシスト上位
#13 宇都直輝 7本