試合結果 バンビシャス奈良 94-107 長崎ヴェルカ
バンビシャス奈良は、長崎ヴェルカをロートアリーナ奈良に迎え、ホームゲームを行いました。
スターティング5は、#8 薦田拓也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
1Q、奈良は柳川選手のスリーポイントで先制します。中盤までお互いにフィールドゴール2本ずつと、得点のあまり動かない展開となりました。奈良は交代で入った#3 藤髙宗一郎選手が速攻のフィニッシャーとなったり、コーナーからの3Pシュートなど、積極的に仕掛け、オフェンスを牽引します。また、長崎の3Pシュートを8本中成功2本に抑えるチームディフェンスで、常に先行していましたが、残りおよそ1分というところで、逆転され、18-21で最初のクォーターを終えます。
2Qも藤髙選手は好調で、奈良の最初の得点を3Pラインからのペネトレイトで奪います。さらに、#18 藤澤尚之選手との連携で得点します。藤澤選手は自らも、最早代名詞的になりつつある、難しいレイアップを成功しました。そして、このクォーターで力を発揮したのが宇都選手でした。速い攻めでペイントエリアに侵入してのジャンプショット、#0 クリスチャン・ジェームス選手のアシストを受けての速攻レイアップと、ミスマッチをついたポストプレーで、2度3点プレーを成立させるなど、チーム連続12得点します。残り4分半までは拮抗した展開となりましが、長崎の外国籍選手に対するファウルが嵩み、与えた12本のフリースローをすべて成功されたこともあり、43-54と11点差に開かれてハーフタイムとなりました。
3Qは、長崎に開始から連続5点を許し、早めのタイムアウトで立て直しを図ります。ここから、薦田選手が、およそ90秒間で、3本のスリーポイントを含むチーム連続11得点と、スコアラーとしての本領を発揮。長崎にもタイムアウトを取らせます。柳川選手や#9 板橋真平選手も3Pシュートで続きましたが、長崎の#5 マット・ボンズ選手、#34ジェフ・ギブス選手のインサイドアタックに手を焼き、67-81でこのクォーターを終えました。
最終クォーター、ジェームス選手と藤澤選手が10分間フル出場し、それぞれ10得点、6得点し、長崎に食らいついていきます。諦めることなく、チームで攻め続けましたが、ボンズ選手のインサイドに加え、要所で決められた#4 狩俣昌也選手の2本を含む、4本の長距離砲を浴び、追い上げが届かず、94-107で敗れました。
石橋晴行HCコメント
イージーなレイアップを多く決められて、長崎さんの得意なトランジションゲームをさせてしまいました。前半54点、後半も53点取られるなど、流れを止めることができませんでした。3Pシュートについては、前回よりも抑えることができたとはいえ、要所で止められなかったのが痛かったです。
試合結果
バンビシャス奈良 94-107 長崎ヴェルカ
1Q 18-21
2Q 25-33
3Q 24-27
4Q 27-26
スコア上位
#0 クリスチャン・ジェームス 20点
#13 宇都直輝 14点
#3 藤髙宗一郎 13点
#8 薦田拓也 11点
リバウンド上位
#19 ジェレマイア・ウィルソン 6本
アシスト上位
#0 クリスチャン・ジェームス 8本
#13 宇都直輝 7本
#18 藤澤尚之 4本