バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良に、香川ファイブアローズを迎えました。

　スターティング5は、#8 薦田拓也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。奈良の選手たちは、グリーンを基調にした、3rdユニフォームを身にまとって試合に臨みます。

　ムボジ選手のインサイドでの得点で奈良が先制します。宇都選手がペイントエリアへ切れ込むプレーで、チームオフェンスを勢いづかせます。また、アウトサイドからも、ウィルソン選手や#18 藤澤尚之選手、薦田選手が3Pシュートをヒットし、23-15とリードして1Qを終えました。

　2Qに入ると、#9 板橋真平選手が2本、#3 藤髙宗一郎選手も1本と、2人が立て続けに3Pシュートを決めて、リードを11点に広げます。しかし、その後の5分間で、#0 クリスチャン・ジェームス選手のジャンプショットでの2得点にとどまる中、香川に16得点を許し、逆転されます。終盤の薦田選手と柳川選手の得点で追いつき、38-38の同点で前半を終えました。

　3Q、柳川選手のアシストから薦田選手がジャンプショットを決めます。ウィルソン選手が3Pシュートで続き、さらに薦田選手もスリーを沈め、一気に8点のリードを奪います。いい流れをつかんだ奈良は、ウィルソン選手の長い距離のパスを受けたムボジ選手がゴール下を決めると、柳川選手も3Pシュートを成功しました。さらに、薦田選手がオフェンスリバウンドからジャンプショットを決めて、香川にタイムアウトを取らせます。タイムアウト後も、宇都選手が3Pシュートや得意のファストブレイクを成功するなど、チームでバランスの良い攻撃を繰り出し、66-55とリードして、最終クォーターを迎えます。

　4Q、前節アースフレンズ東京Zとのゲーム1の2Qの時のように、板橋選手がゾーンに入ります。このクォーター、放った4本のスリーポイントをすべて成功し、途中宇都選手のアシストから決めたレイバックも含めて14得点しました。また、チームの得点が停滞する時間帯に、#33 三森啓右選手が2本連続のオフェンスリバウンドをし、先ほどの板橋選手のレイバックにつなげました。三森選手は、このクォーターだけで5本のリバウンドを獲得するなど、同期同士でこのクォーター活躍してみせました。さらに、ケガから復帰後初のホームゲームとなった、ジェームス選手も12点をこのクォーターで加え、96-85で勝利しました。

　板橋選手は、東京Zとのゲーム1で更新したばかりの、自身の1試合での3Pシュート成功本数を、6本に更新しました。さらに、20得点もキャリアハイの数字になります。また三森選手の8リバウンドはキャリアハイタイです。生え抜きの同期が成長を感じさせてくれる試合となりました。

石橋晴行HCコメント
　いいディフェンスから、しっかり走れたのが良かったと思います。板橋選手もシュートをよく決めてくれました。また、三森選手の8リバウンド、そしてインサイドでのディフェンスのがんばりも大きかったなと思います。

板橋真平選手コメント
　今節は、１つ上の順位にいる香川さんとの試合なので、勝利が絶対条件という状況で、それに勝てたことは良かったと思います。ただ、85失点しているので、これを減らさないと香川さんに連勝できないと思うので、明日はこれを減らして、もう一度勝ちたいと思います。

試合結果
バンビシャス奈良 96-85 香川ファイブアローズ
1Q 23-15
2Q 15-23
3Q 28-17
4Q 30-30

スコア上位
#9 板橋真平 20点
#0 クリスチャン・ジェームス 16点
#19 ジェレマイア・ウィルソン 16点
#13 宇都直輝 14点
#8 薦田拓也 12点

リバウンド上位
#19 ジェレマイア・ウィルソン 13本
#33 三森啓右 8本

アシスト上位
#0 クリスチャン・ジェームス 7本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 4本