試合結果 バンビシャス奈良 82-83 青森ワッツ
バンビシャス奈良は、青森県武道館での青森ワッツとのアウェー戦に臨みました。
スターティング5は、#8 薦田拓也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
1Q。奈良は薦田選手の先制点から、宇都選手のアシストを受けたウィルソン選手がダンクで締める速攻まで、6点連続得点でスタート。残り4分半のところで、約1か月振りに#0 クリスチャン・ジェームス選手が復帰を果たします。途中出場の#9 板橋真平選手が思い切りのいいスリーポイントや、センターライン手前からゴール下のムボジ選手へのタッチダウンパスなどでオフェンスを活性化させます。青森との点の取り合いとなり、18-20で最初のクォーターを終えました。
2Q。前節で大事をとって出番のなかった、#18 藤澤尚之選手がジャンプショット、フリースローで加点、#3 藤髙宗一郎選手がポンプフェイクからのフェイダウェイで続きます。しかし、その後点が伸びず、青森に13点のリードを許しました。ここから、#29 中澤海斗選手が自らのスティールからのファストブレイクを成功すると、ジェームス選手のスリーを挟んで、再び中澤選手がスリーで得点し、流れを奪い返します。さらに、ジェームス選手、宇都選手がアグレッシブなオフェンスでファウルを引き出し、フリースローで加点して、40-41と1点差までつめ寄って前半を終えました。
3Qに入ると、宇都選手がポストプレーで得たフリースローと、スティールからのコースト・トゥ・コースト、薦田選手のスリーポイントで逆転し、リードします。その後両チーム得点が伸びない時間が続きました。奈良は#7 古牧昌也選手と板橋選手の連続スリーで、試合を動かし、さらにムボジ選手のインサイドプレーで一時8点のリードを奪います。最後に青森に連続得点を許しますが、61-57と4点リードして最終クォーターに入りました。
4Qは、藤髙選手がダンクを突き刺した3分を過ぎたところで、奈良が11点をリードします。しかしその後、ミスを重ねてしまい、残り3分半のところで青森に逆転を許してしまいます。ここから、息の詰まるような展開となりました。#33 三森啓右選手のブロックショットや、古牧選手のスティールなど、全員で守り、チームで得点する、シーソーゲームになります。そして、同点で迎えた残り24秒、藤髙選手のスリーポイントが決まり、奈良は3点をリードします。続く青森のスローインで5秒バイオレーションを強いると、ファウルゲームで得たフリースローをジェームス選手が2本とも成功し、残り23秒で5点をリードしました。しかし、次の青森のポゼッションでスリーポイントを決められた後、スローインでミスを犯しボールを奪われると、それをなんとか取り返そうとしますが、反対に青森にスリーポイントプレーを成功され、土壇場で逆転されてしまいます。奈良は最後のオフェンスを決めることができず、82-83と非常に悔しい敗戦となりました。
石橋HCコメント
非常に痛い敗戦です。勝負どころでの、青森さんの勝ちたいという気持ちが、僕たちのミスを生んだと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 82-83 青森ワッツ
1Q 18-20
2Q 22-21
3Q 21-16
4Q 21-26
スコア上位
#0 クリスチャン・ジェームス 19点
#22 シェイク・ムボジ 11点
リバウンド上位
#0 クリスチャン・ジェームス 8本
アシスト上位
#0 クリスチャン・ジェームス 6本
#22 シェイク・ムボジ 4本
#13 宇都直輝 3本