試合結果 バンビシャス奈良 61-79 アルティーリ千葉
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良にアルティーリ千葉を迎え、ホームゲームを行いました。
スターティング5は、#8 薦田拓也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
今日も、先制点は薦田選手の3Pシュートでした。薦田選手は勢い止まらず、4分弱の間にチーム最初の10得点を1人であげます。それから、ムボジ選手が宇都選手とのピックアンドロールからレイアップを決め、ウィルソン選手もシュートファウルで得たフリースローを2本成功して続きます。A千葉の外国籍選手によるインサイドオフェンスに手を焼き、差が開きそうになるところ、柳川選手のスリーポイントで追い上げ、17-22で最初のクォーターを終えました。
奈良は2Q最初の得点を決めるまでに3分半を要しました。一時10点差まで開きましたが、#7 古牧昌也選手が3Pシュートとドライブからのフローター、ムボジ選手がファストブレイクを2本フィニッシュして同点に追いつきます。この4つのシュートはすべて宇都選手のアシストから生まれました。いい流れを掴んだかに思われましたが、同点となって取られたA千葉のタイムアウト以降、奈良にミスが続き、再び9点差まで開かれます。終盤、古牧選手が粘りのディフェンスでスティールを奪い、アンスポーツマンライクファウルを引き出します。5点差まで押し返しましたが、フリースロー後のポゼッションで再びミスを犯してしまい、34-41の7点差でハーフタイムとなりました。
3Q、A千葉#30 イバン・ラベネル選手に、速攻からのレイアップや3Pシュートなどで、11得点を許してしまいます。反対に奈良は、シュート成功率が30%にとどまります。特に3Pシュートはチームで11本放って成功1本と精度を欠きました。このクォーターは14得点とオフェンスに苦しみ、48-63と15点のビハインドを背負います。
4Qは、A千葉のシュート成功率を30.8%に抑えますが、与えたフリースローで得点を積まれてしまいました。A千葉の得点を16点に抑えたものの、奈良も3Qに続いてシュート精度が上がらず、13得点にとどまり、61-79で敗戦。連勝とはなりませんでした。
石橋晴行HCコメント
昨日、僕たちが勝って、今日はA千葉さんが強い気持ちで向かってくるということがわかっていながら、序盤から走られてしまいました。なんとかディフェンスで追いついたりもしたのですが、自分たちのミスから崩れてしまいました。2日目にこういう形になることが多いのですが、これは本当に僕たちの課題だと思っています。
古牧昌也選手コメント
昨日久しぶりに勝てたということは、チームが少しずつ積み重ねてきたものが、形になったのかなと思っていました。それが、連勝できなかったのは自分たちに弱さがあるからだと思います。“今日も勝たなければいけない”という意識が、おそらくチームに浸透しきっていなかったんだと思います。僕自身は、連勝するチームにも連敗するチームにも在籍した経験があって、だから連勝することの難しさを知っているので、それをもっともっと伝えていかなければいけないなと思いました。今日は出だしから気持ちの部分で弱かったり、うまくいかなかった時にハドルを組むとか選手間で話す回数が昨日より少なかったと思います。こういう部分は、改善しないといけないと思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 61-79 アルティーリ千葉
1Q 17-22
2Q 17-19
3Q 14-22
4Q 13-16
スコア上位
#8 薦田拓也 12点
#22 シェイク・ムボジ 10点
リバウンド上位
#19 ジェレマイア・ウィルソン 9本
アシスト上位
#13 宇都直輝 6本