試合結果 バンビシャス奈良 89-84 アルティーリ千葉
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良にアルティーリ千葉を迎え、ホームゲームを行いました。
スターティング5は、#8 薦田拓也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
宇都選手のアシストから、薦田選手が左45度のスリーポイントで先制します。1Q中盤までで、薦田選手が先制点を含むスリーポイント2本、ムボジ選手もペイントエリアで、セカンドチャンスポイントやジャンプショット、速攻からのダンクで得点を重ね、2人で14得点します。その後も、柳川選手、#7 古牧昌也選手がスリーで続き、宇都選手も自らのスティールから速攻を成功するなど、流れをつかみます。24-18で最初のクォーターを終えました。
2Q開始早々、#3 藤髙宗一郎選手がドライブをフェイダウェイでフィニッシュします。#9 板橋真平選手も3Pシュート中のファウルで得たフリースローをしっかり3本成功しました。しかし、その後奈良のオフェンスが停滞します。じわじわとA千葉に追い上げられ、逆転を許します。残り2分を切ったところでは、奈良は7点のビハインドとなりました。ここから、まずは柳川選手がタフショットをねじ込むと、ムボジ選手もファストブレイクでもらったフリースロー2本を決めます。宇都選手がフローターを沈め、最後はブザーとともに、センターライン付近でシュートファウルを受けると、きっちり3本のフリースローを成功します。奈良は、2分を切ってから9-1のランで再逆転し、43-42とリードして前半を終えました。
3Q、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手が3Pシュートを決めた後は、A千葉に9点のランを許し、逆転されます。それから、板橋選手の長距離砲が決まり、宇都選手のアシストを古牧選手がバックドアカットからのレイアップで得点するなど、大きく離されることなく追走していきます。宇都選手も持ち味のドライブでファウルを引き出しては、フリースローで得点を重ねます。宇都選手はさらに、残り30秒から3Pシュートを連続で決め、67-68と点差を1点に縮めるハイパフォーマンスを披露。チームと会場のボルテージを一気に上げました。
最高の雰囲気で入った最終クォーターでしたが、序盤はA千葉に先行されます。古牧選手のスリー、ムボジ選手のインサイドプレーで追いかけると、オフィシャルタイムアウト直前に、板橋選手のスリーポイントで再々逆転に成功します。タイムアウト明けは、ムボジ選手の得点を中心に拮抗した展開を続けると、残り2分を切って奈良が1点をリードします。ここから奈良は、宇都選手が自分のシュートミスを自らカバーした後は、フリースローを得る頭脳プレーで、ボーナススローを積み重ね、チーム最後の7得点をあげます。強豪A千葉の追い上げをしのぎ切って、89-84で勝利。連敗を8で止めました。
石橋HCコメント
リバウンドもよく獲れていましたし、アシストもいつもよりも多いですし、オープンショットも何本か作れていたということが、チームで戦えた結果だと思います。それが、勝利につながったのかなと思います。
宇都選手コメント
ずっと負けていた時に学んだことが生きて、今日の勝利につながったのかなと思います。スカウティングのおかげで、A千葉さんの強みをしっかりと抑えることができたことが、今日は良かったのかなと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 89-84 アルティーリ千葉
1Q 24-18
2Q 19-24
3Q 24-26
4Q 22-16
スコア上位
#13 宇都直輝 25点
#22 シェイク・ムボジ 22点
#9 板橋真平 14点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 16本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 7本
アシスト上位
#13 宇都直輝 7本
#14 柳川幹也 3本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 3本
#22 シェイク・ムボジ 3本