試合結果 バンビシャス奈良 63-73 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良に熊本ヴォルターズを迎え、ホームゲームを行いました。
スターティング5は、#8 薦田拓也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
試合は、柳川選手のスリーポイントで動き出します。ムボジ選手がオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントで続きます。また、クォーター中盤で、#18 藤澤尚之選手が柳川選手に代わってコートインすると、昨日の試合に続いて、ジャンプショットで積極的に得点も狙っていきます。残り3分の場面では、ディフェンスリバウンドから、コースト・トゥ・コーストでレイアップを決めました。どちらのチームにも流れが傾くことなく、拮抗した1Qは16-16で終えました。
2Qに入ると、熊本に7連続得点を許してしまいます。この流れを止めたのが、宇都選手のペイントアタックでした。ファウルを受けるとフリースローを2本着実に決めます。さらに、相手のパスコースを読み切ったスティールから、そのまま一人で速攻を成功します。それでも、完全には流れは変わらず、徐々に点差が開いていきます。しかし、柳川選手が3Pシュートを2本決めることで、なんとか踏みとどまり、30-37でハーフタイムを迎えました。
3Qは、奈良にとって難しいクォーターとなりました。ショットが安定せず、フィールドゴール成功率が30%を切ってしまいます。宇都選手がアグレッシブにドライブやジャンプショットで仕掛け、代わって入った#29 中澤海斗選手も貪欲に得点を狙っていきます。また、#33 三森啓右選手もオフェンスリバウンドを得点につなげました。しかし、このクォーターでさらに10点差を開かれ、42-59で最終クォーターに入ります。
最終クォーターは、奈良の若手選手が躍動します。脚を使った激しいディフェンスで、相手にプレッシャーを与えます。#11 高岡圭汰朗選手は2本のスリーポイントを決め、中澤選手もこのクォーターだけで6本のシュートを放ちました。藤澤選手も裏を狙ったプレーを、藤髙選手のアシストを受けて成功します。高岡、藤澤、中澤の3選手と同じくこのクォーターフル出場のムボジ選手も、6得点と奮起します。5分強を残して11点差までつめ、一時的にではありますが、試合をわからなくする意地を見せました。その後さらには点差をつめることができず、63-73で熊本に連敗となりました。
石橋HCコメント
昨日に引き続いて、熊本さんのディフェンスがとても良く、そこで自分たちが崩れてしまいました。また、今僕たちに必要な戦い方は、若手が見せてくれた4Qの戦い方だと、反省と気づきがありました。これからまだ続く強豪との戦いで、必要になる戦い方だと思います。
中澤選手コメント
4Qのようにインテンシティの高いディフェンスを、試合開始からできていれば、もっといい試合ができたのかなと思っています。決めるべきシュートを、自分も含めて決められなかったので、これも敗因になったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 63-73 熊本ヴォルターズ
1Q 16-16
2Q 14-21
3Q 12-22
4Q 21-14
スコア上位
#14 柳川幹也 11点
#22 シェイク・ムボジ 11点
#13 宇都直輝 10点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 11本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 10本
アシスト上位
#19 ジェレマイア・ウィルソン 5本
#14 柳川幹也 3本