試合結果 バンビシャス奈良 85-96 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良に熊本ヴォルターズを迎え、ホームゲームを行いました。
スターティング5は、#8 薦田拓也選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、#22 シェイク・ムボジ選手。
試合序盤、柳川選手がオフェンスリバウンドからセカンドチャンスポイント、ペイントエリアに切れ込んでのレイアップで、奈良オフェンスの口火を切ります。続いて、宇都選手のアシストからウィルソン選手がスリーポイントシュートを決めると、宇都選手は自らも1対1を仕掛け、得点で続きます。そして、残り2分半というところで、開幕節以来となる#9 板橋真平選手がコートイン。するとすぐに3Pシュートを決めます。さらに、シュートブロックを受けても、諦めずに再びシュートして決めるなどいきなり5得点します。板橋選手はディフェンスでもプレッシャーをかけ続け、チームディフェンスにも勢いをもたらしました。20-16と4点リードで1Qを終えます。
2Qは、古巣を相手に#18 藤澤尚之選手が積極的に攻めます。ジャンプショットを3本連続でヒットすると、フリースロー1本も加えて、このクォーターだけで7得点したほか、速攻でゴール下に走るムボジ選手に、矢のようなアシストを通しました。一時逆転されますが、そこから柳川選手、宇都選手、ウィルソン選手による、9得点のランで再逆転すると、残り4秒で藤髙選手がバンクショットを決めて、44-39と5点をリードしてハーフタイムを迎えました。
3Qに入ると、宇都選手のファウルを受けての3点プレーなどで先行しましたが、その後熊本に7点のランを許し、反対に5点のビハインドとなります。しかし、藤髙選手のドライブからのアシストをゴール下から、柳川選手のアシストをペリメーターショットで、そしてオフェンスリバウンドからのシュートを押し込むなど、ムボジ選手が6連続得点して再び逆転します。さらに、熊本のファウルトラブルによる、ボーナススローをしっかりと決め続けて、63-60とリードを保って、3Qを終えました。
4Q、熊本のフィールドゴール成功率を20%に抑えることに成功しましたが、熊本#30 テレンス・ウッドベリー選手には、12本のフリースローを与えてしまいます。ウッドベリー選手はこれをすべて成功し、このクォーターだけで17得点します。奈良はそれ以外は1点に抑えたものの、オフェンスではチームで15得点にとどまり、78-78と追いつかれ、延長に持ち込まれてしまいました。
オーバータイムに入ると、熊本に3本のスリーポイントシュートを決められてしまいます。ウィルソン選手が5点を返しましたが、勢いづいた熊本に振り切られて、延長での手痛い逆転負けとなりました。
石橋HCコメント
勝ちが欲しい試合だったので、選手たちもすごいエナジーを出してがんばってくれました。後半は僕の采配もあったと思うのですが、なかなか点が取れなくなってしまって。反対に、ウッドベリー選手を止められなくなったことが、延長での敗因だと思います。
ウィルソン選手コメント
石橋HCの言う通り、手痛い負けになりました。3Qまでは、良いディフェンスができていたんですが、最後のクォーターでそれができませんでした。悔しい負けですが、オフェンス、ディフェンス共に内容としては、そこまで悪くなかったと思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 85-96 熊本ヴォルターズ
1Q 20-16
2Q 24-23
3Q 19-21
4Q 15-18
OT1 7-18
スコア上位
#19 ジェレマイア・ウィルソン 25点
#13 宇都直輝 17点
#22 シェイク・ムボジ 13点
#18 藤澤尚之 11点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 12本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 11本
#14 柳川幹也 7本
アシスト上位
#13 宇都直輝 4本
#18 藤澤尚之 4本
#3 藤髙宗一郎 3本