天皇杯3次ラウンド 試合結果 バンビシャス奈良 82-88 ライジングゼファー福岡
バンビシャス奈良は、ホワイトリングにて、天皇杯3次ラウンド、ライジングゼファー福岡戦に臨みました。
スターティング5は、#0 クリスチャン・ジェームス選手、#3 藤髙宗一郎選手、#13 宇都直輝選手、#14 柳川幹也選手、#シェイク・ムボジ選手。
1Q、奈良は藤髙選手のドライブからムボジ選手へのアシスト、宇都選手のミドルシュートなどで点を重ねていきます。しかし、5分を過ぎたところで、宇都選手が2つのテクニカルファウルを宣告され退場となってしまいます。ここから福岡に先行されますが、得たフリースローを確実に決め、最後は#8 薦田拓也選手と#18 藤澤尚之選手の連続スリーポイントで逆転、24-21で最初のクォーターを終えました。
2Q、藤澤選手がゲームを巧みにコントロールします。薦田選手のこの試合2本目となるコーナースリーをアシストしたかと思えば、ディフェンスリバウンドからそのまま持ち上がり、ムボジ選手のバスケットカウントにつながる得点をノールックでアシストします。その後、藤髙選手のワンハンドダンク、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手の4ポイントプレー成功などで、一時10点までリードを広げます。47-41とリードして前半を終えました。
3Qに入ると、ジェームス選手、薦田選手のスリーポイントで9点差とするも、そこから福岡に8点のランを許し、1点差に迫られます。タイムアウトで立て直しを図りますが、しばらく1点を争う展開となります。しかし、逆転は許さず、流れを渡しません。3分を切った場面では、#33 三森啓右選手のディフェンスリバウンドから、全員を経由して最後に#11 高岡圭汰朗選手が3Pシュートを入れる、チームオフェンスが機能しました。クォーターの最後にはジェームス選手がブザービータースリーを決めて、68-60で最終クォーターへと入ります。
4Q、高岡選手とジェームス選手の3Pシュート2本で、この試合最大の12点差をつけます。しかし、この後シュートを決めきれず、フリースローも失敗が続いてしまい、結果福岡に今度は11点のランを許し、1点差まで迫られます。高岡選手のフリースロー、ウィルソン選手のセカンドチャンスポイントで逆転だけはさせませんでしたが、最終盤に追いつかれ、77-77でオーバータイムとなりました。
延長は、ムボジ選手、ジェームス選手のフリースローで3点を先行します。しかし、その後はミスやファウルから、福岡にフリースローを与えてしまい、ついに逆転されます。ファウルゲームを仕掛けますが、再逆転はかなわず、82-88で、天皇杯敗退となりました。
試合結果
バンビシャス奈良 82-88 ライジングゼファー福岡
1Q 24-21
2Q 23-20
3Q 21-19
4Q 9-17
OT1 5-11
スコア上位
#0 クリスチャン・ジェームス 22点
#22 シェイク・ムボジ 18点
#19 ジェレマイア・ウィルソン 16点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 10本
#19 ジェレマイア・ウィルソン 8本
アシスト上位
#0 クリスチャン・ジェームス 4本
#3 藤髙宗一郎 3本
写真提供:日本バスケットボール協会