試合結果 バンビシャス奈良 90-75 青森ワッツ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良に青森ワッツを迎え、ホームゲームを行いました。
スターティング5は、#0 クリスチャン・ジェームス選手、#3 藤髙宗一郎選手、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#シェイク・ムボジ選手です。
1Q、奈良は青森のリバウンドに注意して試合に入りましたが、インサイドの要であるムボジ選手が開始2分弱で2ファウルを取られベンチに下がると、青森にそのリバウンドで優位に立たれます。青森にセカンドチャンスポイントを奪われるなど、一時8点のビハインドとなります。しかし、このクォーター2分を切ったところから、ジェームス選手とジェレマイア・ウィルソン選手が立て続けにスティールからのファストブレイクを決め、さらにウィルソン選手がスリーでダメを押して、20-20の同点として1Qを終えました。
2Qに入ると、ウィルソン選手のレイアップでさっそく逆転します。続いて、藤澤尚之選手がディフェンスリバウンドからそのままフロントコートに持ち込み、薦田拓也選手のスリーポイントをアシスト。さらに、藤澤選手はスティールから、今度はジェームス選手の得点をお膳立てし、奈良は2Qに入って7-0のランとしました。そこから1点差まで追い上げを受けますが、柳川幹也選手のスティールから高岡圭汰朗選手の速攻を2本連続で繰り出し、再びリードを広げます。その後青森に再逆転を許しますが、終盤、宇都選手のロングパスを藤髙選手が空中で受けて、そのままシュートを決め、36-39と3点差にしてハーフタイムを迎えました。
3Qに入ると、前半ファウルトラブルでベンチを温めていたムボジ選手がインサイドで奮闘し、さらに古牧選手のアシストから、ジェームス選手と柳川選手が3Pシュートを決め、流れを奈良に引き寄せます。そして、この流れを完全に奈良のものにしたのが、このクォーター残り3分半を切ってから交代出場した藤澤選手です。コートインしてすぐにフローターを成功すると、ペイントエリアに切れ込んでからウィルソン選手のスリーポイントをアシスト、さらに難しいレイアップをファウルを受けながら決めきるなど、わずかな出場時間だった3Qだけで、6得点3アシスト1スティールの活躍をみせます。この間チームは18-5のランとなり、67-56と二桁リードを奪いました。
最終4Qは、藤澤選手が作ったいい流れのまま、ムボジ選手のインサイドや、宇都選手のフローター、ファストブレイクでパスフェイクを入れてのレイアップなどで得点を積み上げていきます。最後は、ジェームス選手がパスカットからコースト・トゥ・コーストでのダンクで締めて、90-75でホーム、そして今季2勝目をあげました。
石橋HCコメント
ボールにしっかりとプレッシャーをかけて、ディフェンスが機能したことで、簡単なシュートにつなげることができました。いい流れにのって、シュートの成功率も上がったことが勝利につながったと思います。ただ、警戒していたリバウンドで負けてしまっているので、修正して明日の試合に臨みたいと思います。
藤澤選手コメント
青森さんはB2でリバウンド1位ですので、まずはリバウンドを一番に意識して試合に入りました。それでも総数では負けてしまったんですけど、勝負どころのリバウンドに競り勝って、またルーズボールとかをがんばることができたので、それで勝つことができたと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 90-75 青森ワッツ
1Q 20-20
2Q 16-19
3Q 31-17
4Q 23-19
スコア上位
#19 ジェレマイア・ウィルソン 23点
#0 クリスチャン・ジェームス 22点
#22 シェイク・ムボジ 13点
#13 宇都直輝 10点
リバウンド上位
#19 ジェレマイア・ウィルソン 6本
#22 シェイク・ムボジ 6本
アシスト上位
#18 藤澤尚之 6本
#13 宇都直輝 4本
#0 クリスチャン・ジェームス 3本
#14 柳川幹也 3本