試合結果 バンビシャス奈良 65-71 大阪エヴェッサ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、B1の大阪エヴェッサとプレシーズンゲームを行いました。
スターティング5は、昨日と同じく、#0 クリスチャン・ジェームス選手、#3 藤髙宗一郎選手、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#22 シェイク・ムボジ選手です。
大阪エヴェッサのスターターには、bjリーグ時代にバンビシャス奈良を牽引した、#35 鈴木達也選手の名前がありました。
序盤、得点を伸ばしたのは、ムボジ選手とジェームス選手でした。ムボジ選手は、ポストプレーからのフェイダウェイで先制点を奪います。その後、大阪に逆転、先行されますが、今度はジェームス選手が連続でシュートを決めます。2本目はファウルを受け、ボーナススローも決めて3点プレーとし、再逆転します。ダメ押しに#9 板橋真平選手がスリーを決め、17-12とリードして1Qを終えました。
2Qに入っても勢いにのる板橋選手。最初のシュートは阻まれたものの、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手がしっかりとフォロー。板橋選手はその後も、シュートミスを恐れず、打つべき時に打つ!を体現し、試合2本目のスリーを決め、奈良がリードを広げます。板橋選手と同い年で同ポジションの、#18 藤澤尚之選手も、コートを縦断してレイアップを成功し、チームに勢いをもたらします。さらに、コートに戻った古牧選手がスリーポイントを皮切りに、速攻のフィニッシャーを2度務めるなど、33-27と6点差でハーフタイムを迎えました。
3Q序盤もオフェンスをリードしたのは、ジェームス選手とムボジ選手でした。ジェームス選手の得点で10点以上のリードを得ます。しかし、その後大阪の追い上げを受けます。そんな中でもムボジ選手はゴールに近い場所で力強いプレーを続け、ボーナススローも獲得します。ここからは、どちらも大きなリードを奪えず試合が進みます。5点ビハインドで迎えた終盤、板橋選手が三度スリーを決めて、51-53と2点差に戻して最終クォーターに入りました。
4Q、奈良は、外国籍選手2人と帰化選手をコートに揃える、大阪の高さとフィジカルに押されるシーンが増えます。それでも、ジェームス選手から古牧選手へのロングパス1本で速攻を成功させるなど、スピードで対抗し、大阪を追いかけました。しかし、捉えきることはできず、敗戦となりました。
石橋HCコメント
帰化選手のいる大阪さんの高さとフィジカルに、対抗するための準備はしてきたんですが、なかなか厳しい部分が出てしまったかなというのが、今日の印象です。オフェンスでは、走りきれない時も多くて、なかなか流れにのりにくい試合でした。ただ、ディフェンス面では、全員ががんばってくれたと思います。
ムボジ選手コメント
今日の試合で自分たちの現在地を再確認できました。また、自分たちがこれからどういうチームになっていくべきなのかを、もう一度学ぶ良い機会になったと思います。大阪さんはやはりB1のチームで、強かったですが、簡単に負けるのではなく、食らいついていけたというのは、自分たちにとっては大きなプラスになりました。シーズン開幕に向けて、課題も見えましたので、それを解消するためにしっかりと調整していきます。自分たちはB1のチームにも劣らないと思うので、一つにまとまって開幕を迎えられるよう、準備します。
試合結果
バンビシャス奈良 65-71 大阪エヴェッサ
1Q 17-12
2Q 16-15
3Q 18-26
4Q 14-18