試合結果 バンビシャス奈良 85-82 レバンガ北海道
バンビシャス奈良は、今季初のプレシーズンゲームをアウェー中標津町総合体育館で、B1のレバンガ北海道と戦いました。
奈良のスターティング5は、#0 クリスチャン・ジェームス選手、#7 古牧昌也選手、#13 宇都直輝選手、#19 ジェレマイア・ウィルソン選手、そして中標津町が地元の#33 三森啓右選手。
奈良の初得点は自らのスティールから得たポゼッションをフィニッシュしたジェームス選手でした。続いて、ディフェンスリバウンドを獲ったウィルソン選手がそのまま持ち上がって出したアシストパスを、古牧選手が右45度から3Pシュートを決めるなど、チームで今季目指す速いオフェンスの片鱗を見せました。宇都選手も相手の激しいディフェンスに負けず、ファウルをもらいながらも、しっかりとゲームをコントロールしてみせます。先行される展開でしたが、終盤に追いつき17-17の同点で1Qを終えました。
2Qも、ディフェンスで奪ったボールを得点につなげます。#22 シェイク・ムボジ選手がインサイドで得点、続けて右コーナーから#8 薦田拓也選手がこの試合早くも2本目となるスリーポイントを沈めます。さらに、ジェームス選手のアシストを受けた宇都選手がゴール下を決め、このクォーターに入って連続7得点でリードを広げます。その後北海道に逆転を許し、6点のビハインドとなりますが、そこから宇都選手が自らの得点とアシスト2本を通し、チームの連続7得点につなげます。一進一退のまま40-41の1点差でハーフタイムとなりました。
後半の出だしも宇都選手が牽引します。積極的なドライブで得たフリースローを決めると、速攻で古牧選手の得点をアシストし、逆転します。そして、その後はムボジ選手が両エンドでリバウンドを獲得するなど、インサイドで奮闘。さらに、インサイドだけでなく速攻にも参加すると、相手のファウルで得たフリースローを次々と決めました。66-61と5点リードして最終クォーターを迎えます。
4Qに入ると、薦田選手が3Pシュートをもう一本とジャンパーを決めるなど5得点。古牧選手もジェームス選手のアウトレットパスを受けるとそのまま持ち上がりレイアップを決めます。78-66と12点リードしてオフィシャルタイムアウトに入りました。残り4分弱までふた桁のリードを保ちますが、その後1点差まで北海道の追い上げを受け、ファウルゲームに持ち込まれます。しかし最後は、ジェームス選手がフリースローを決め、プレシーズンゲーム初戦を勝利しました。
石橋HCコメント
1週間この中標津町で合宿をしてきたので、その中でチームはいいケミストリー、関係を築けたと思います。その結果が今日の試合に出たのかなと思います。
今季は速い展開のバスケを目指しているのですが、今日はその展開の中で、ミスも出ましたし、ショットセレクションも悪いところがありました。また、ディフェンスについても、まだまだこれからだと思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 85-82 レバンガ北海道
1Q 17-17
2Q 23-24
3Q 26-20
4Q 19-21