試合結果 バンビシャス奈良 86-96 香川ファイブアローズ
バンビシャス奈良は、アウェー高松市総合体育館で香川ファイブアローズと戦いました。
奈良のスターティング5は、#0 横江豊選手、#3 藤髙宗一郎選手、#4 ジョーダッシュ・マブンガ選手、#29 中澤海斗選手、#44 グレッグ・マンガーノ選手。
先制点はマブンガ選手のスリーポイントでした。藤髙選手が力強いドライブで続きます。しかし、その後香川に8点のランを許したところで、その勢いを止めるために堀田剛司HCがタイムアウト。タイムアウト明けに、中澤選手が4連続得点とマンガーノ選手の3Pシュートをアシストするなど軸となり、反対に9点のランを達成し逆転します。そこからは、一進一退の攻防となり、最後はマンガーノ選手のブザービータープットバックで25-25の同点としました。
最初のクォーターをいい形で終えた奈良でしたが、2Qは香川にいきなり7連続得点を許してしまいます。1分半を経過しないところで、早くも前半2つ目のタイムアウトをとります。落ち着きを取り戻した奈良は、マンガーノ選手が11得点で攻撃の中心となりながら、藤髙選手がオフェンス・ディフェンスともに積極的な動きを見せるなど、チーム一丸で追い上げを見せます。また、このクォーターはターンオーバー0とミスがなかったことも、強豪香川追走を後押ししました。43-50で折り返します。
3Qは、藤髙選手とマブンガ選手、マンガーノ選手の3選手がフル出場します。横江選手がピックアンドロールでマンガーノ選手の、中澤選手がカットインからマブンガ選手の得点をアシストするなど、3選手の得点を演出します。チームのシュート精度は上がらないものの、オフェンスリバウンドに全員で2度、3度飛び込み、チャンスを作り出し香川を追いかけます。しかし、ディフェンスでファウルがかさみ、与えたフリースローを香川がきっちりと決めたこともあり、59-74と15点差とされます。
4Qに入ってすぐにこの試合最大となる17点差とされますが、奈良はあきらめません。#9 板橋真平選手が2本、横江選手も1本のスリーポイントを決めると、絶好調のキャプテンがフェイダウェイミドル、そして香川#30 テレンス・ウッドベリー選手との1on1をバスケットカウントで制してみせます。さらに、マブンガ選手もコースト・トゥ・コーストをこれもバスカンで決めると、残り2分半のところで80-84と4点差に詰め寄ります。その後、マンガーノ選手と横江選手が得点を積み上げますが、86-96と惜しくも最後は振り切られ、敗戦となりました。
堀田HCコメント
昨日香川さんに大敗したあとで、選手たちがメンタルコントロールして、よくカムバックしてくれたなと思います。西地区1位の香川さん相手にこういうゲームができたというのは、選手たちも自信につながったと思います。
今日はこれまでファストブレイクポイントをふた桁にのせたいと言っていたところ22得点できましたし、ペイント内得点も44ということでリングに積極的にアタックできていたと思います。ターンオーバーも5とミスも少なかった。こういうエネルギッシュなバスケを毎試合継続してできるように、しっかりと準備していきたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 86-96 香川ファイブアローズ
1Q 25-25
2Q 18-25
3Q 16-24
4Q 27-22
スターティングメンバー
#0 横江豊
#3 藤髙宗一郎
#4 ジョーダッシュ・マブンガ
#29 中澤海斗
#44 グレッグ・マンガーノ
スコア上位
#44 グレッグ・マンガーノ 29点
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 18点
#3 藤髙宗一郎 15点
リバウンド上位
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 15本
#44 グレッグ・マンガーノ 10本
#0 横江豊 6本
アシスト上位
#0 横江豊 5本
#3 藤髙宗一郎 2本
#29 中澤海斗 2本
#44 グレッグ・マンガーノ 2本