試合結果 バンビシャス奈良 87-94 仙台89ERS
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良に仙台89ERSを迎えました。約1か月半ぶりのホームゲームです。
奈良のスターティング5は、#0 横江豊選手、#3 藤髙宗一郎選手、#14 クリス・オトゥーレ選手、#24 鈴木大選手、#44 グレッグ・マンガーノ選手。
1Q、アースフレンズ東京Z戦から好調の続く横江選手がこの試合でも積極的なオフェンスを見せます。フリースローライン付近からのジャンパー2本で、チーム最初の4得点をあげました。これにオトゥーレ選手が続き、マンガーノ選手のふわりとしたパスを受けると、ゴール下から力強いボースハンドダンクを決め、チームを鼓舞します。競り合いが続き、18-19と最小点差で最初のクォーターを終えました。
2Q最初の4分間での#4 ジョーダッシュ・マブンガ選手の8得点の固め打ちもあり、一気に逆転します。チームディフェンスも1Qから引き続きハードに仕掛け、仙台に難しいシュートを打たせては、ディフェンスリバウンドを確実に獲ります。じわじわと点差を広げ、40-33とリードしてハーフタイムを迎えました。
3Q。ハーフタイムに切り替えてきた仙台の前に、気持ちで押されてしまったか、ミスが続きます。2Q終盤の4得点を含めて、このクォーターの4分半までの間に仙台に16点のランを許し、40-47と7点のビハインドとなります。この仙台の流れを止めたのは、#88 木村啓太郎選手のスリーポイントシュートでした。その後マブンガ選手のレイアップを挟んで、鈴木選手がスリーを2本決めて、51-51と同点にします。マブンガ選手が連続4得点でこのクォーターを締め、55-54と1点リードで最終クォーターに入りました。
4Q、マブンガ選手、#9 板橋真平選手が連続で3Pシュートを沈め、さらに木村選手のスティールから鈴木選手がファストブレイクをフィニッシュし、3Q終盤のマブンガ選手の4得点を含めた12点のランを達成します。63-54とこの日最大となる9点のリードを奪いました。その後も鈴木選手のこの日3本目のスリーや、オトゥーレ選手のインサイドでの奮闘などで、残り1分14秒の時点で6点をリードします。しかし残り20秒、仙台 #24 ジャスティン・バーレル選手にフリースロー2本を決められて77-77の同点とされ、試合はオーバータイムへと入ります。
延長では、オトゥーレ選手が8得点と気を吐くも、仙台に常に先行されます。終盤諦めることなくファウルゲームを仕掛けますが、追いつくことができず、敗戦となりました。
堀田HCコメント
勝負どころでミスが出て敗戦となりましたが、選手たちは気持ちを入れて、最後まで粘り強くハードワークしてくれたと思います。精いっぱいプレーしていますが、結果が続かない状況が続いています。ですが、前を向いて、前節のアースフレンズ東京Z戦のようにひとつ勝てるように、修正して明日の試合に臨みたいと思います。
今日復帰したばかりですが、木村選手はいいプレーを見せてくれたと思います。横江選手も、リーダーシップ、得点、アシストと最近ずっといいパフォーマンスを続け、チームをいい方向に向けてくれています。マブンガ選手も今日は短い出場時間ながら、得点力を示してくれました。負けてマイナスなことばかりではなく、良いところもたくさんあったので、この部分を継続して今後戦い続けていきたいと思います。
木村選手コメント
今週から練習に復帰できて、本当にバスケットボールが楽しいなと感じました。今日の試合でも、それは感じることができました。それだけに、今日の負けは悔しいです。4Qの終盤まで、リードできていたところまでは、いい試合ができていたと思います。ただ、勝負どころで、リバウンドやルーズボールを取るっていうところで、相手に気持ちで負けてしまった。そこが敗因だと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 87-94 仙台89ERS
1Q 18-19
2Q 22-14
3Q 15-21
4Q 22-23
OT1 10-17
スターティングメンバー
#0 横江豊
#3 藤髙宗一郎
#14 クリス・オトゥーレ
#24 鈴木大
#44 グレッグ・マンガーノ
スコア上位
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 19点
#14 クリス・オトゥーレ 16点
#44 グレッグ・マンガーノ 13点
#24 鈴木大 11点
#88 木村啓太郎 11点
#0 横江豊 10点
リバウンド上位
#44 グレッグ・マンガーノ 11本
#14 クリス・オトゥーレ 9本
アシスト上位
#88 木村啓太郎 10本