試合結果 バンビシャス奈良 64-79 西宮ストークス
バンビシャス奈良は、アウェーのヴィクトリーナ・ウインク体育館で、西宮ストークスと戦いました。奈良にとっては、1月23日(日)以来の試合となります。
奈良のスターターは、#0 横江豊選手、#3 藤髙宗一郎選手、#14 クリス・オトゥーレ選手、#24 鈴木大選手、#44 グレッグ・マンガーノ選手の5人。
1Q、先制点はオトゥーレ選手があげますが、西宮ディフェンスのプレッシャーを前に、その後チームのシュート精度が上がりません。6-13と点差を開かれたところで、奈良は最初のタイムアウトをとります。タイムアウト明けに藤髙選手がバックコートからそのままレイアップを決めると、鈴木選手も続けてスリーポイントを沈めて流れを奪い返します。西宮のシュートを抑え、ディフェンスリバウンドをしっかりとることで、徐々に追い上げ、18-20と2点差で最初のクォーターを終えました。
2Qは、序盤から中盤にかけてお互いに得点が伸びない時間が続きます。とくに奈良は、このクォーター1分半が過ぎたところで、#9 板橋真平選手が#33 三森啓右選手とのプレーでフローターを決めたあとは、7分以上得点が止まってしまいます。最終盤、特別指定選手の#11 高岡圭汰朗選手がBリーグのコートに立つ場面もありましたが、このクォーターはチームで5得点にとどまり、23-35とリードを広げられてハーフタイムとなりました。
3Q、前半でファウルがかさんでいた藤髙選手と鈴木選手に代わり、#21 玉井健介選手と、もうひとりの特別指定選手の#29 中澤海斗選手が、後半のスターターに入りました。すると中澤選手は試合出場から1分半が経過したところで、ファウルをもらいながらBリーグでの初得点をレイアップであげます。フリースローも落ち着いて決めて3点をあげました。また、マンガーノ選手が1Qに続いてこのクォーターでも7得点と攻撃を牽引しました。クォーターを通して競った展開となり、41-56と点差がわずかに広がりました。
最終クォーター、マンガーノ選手がフィールドゴールを6本中5本ヒットし、14得点をあげます。鈴木選手も得意とする3Pシュートを2本決めてみせます。しかし、西宮の得点を抑えられず点の取り合いとなったため、得点差をつめることができず敗戦となりました。
堀田HCコメント
新型コロナウイルス感染症の影響で、1月23日以来の試合となりました。この西宮戦に向けて、コンディションを整えることも難しい中、選手たちは最大限のことをして試合に臨んでくれたと思います。試合内容については、フリースローが38.9%と成功率が低く、またミスからの失点が多くなってしまいました。フリースローの成功率を上げて、ミスを減らすことができれば、もう少し競った内容にできたかなと思います。また、2Qで5得点だったオフェンスも修正が必要です。明日の試合は、良いディフェンスと良いオフェンスをすることを目指したいと思います。
中澤選手コメント
初めてのBリーグの試合でしたが、あまりナーバスになることなく臨めたかなと思います。練習中の堀田HCとのコミュニケーションの中で試合に出る可能性は感じていたので、出たらその時のチームに足りないところを自分がやろうという気持ちでいました。初得点については嬉しかったですけど、なんとも思わない部分もありました。試合に出るにあたって、得点することを意識しすぎないようにしていたので。でも、やっぱり良かったですね。明日以降も堀田HCに求められている、アグレッシブなディフェンスでチームに貢献していきたいです。
高岡圭汰選手コメント
ベンチに入ったからには、試合に出る準備はしっかりしていたんですが、けっこう緊張しやすいので、コートに入った時はめちゃくちゃ緊張していました。でも、出たからには自分のやるべきことをやろうと。最初のシュートは時間がなくて、エアボールになってしまいましたけど、シュートを狙おうという意識を持っていて、それを実行できたのは良かったと思います。ディフェンスでも、相手のインサイドにボールが入るところで自分がカバーの位置に入ることができていたので、守備についてもうまくできたかなと思います。これからもルーキーらしくアグレッシブにプレーすること、今日エアボールだったシュートをしっかり決められるように、準備していきたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 64-79 西宮ストークス
1Q 18-20
2Q 5-15
3Q 18-21
4Q 23-23
スターティングメンバー
#0 横江豊
#3 藤髙宗一郎
#14 クリス・オトゥーレ
#24 鈴木大
#44 グレッグ・マンガーノ
スコア上位
#44 グレッグ・マンガーノ 31点
#14 クリス・オトゥーレ 10点
#24 鈴木大 9点
リバウンド上位
#44 グレッグ・マンガーノ 17本
#14 クリス・オトゥーレ 8本
アシスト上位
#0 横江豊 5本