試合結果 バンビシャス奈良 72-81 西宮ストークス
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良に、西宮ストークスを迎えました。
奈良のスターティング5は、#0 横江豊選手、#4 ジョーダッシュ・マブンガ選手、#8 薦田拓也選手、#14 クリス・オトゥーレ選手、#88 木村啓太郎選手。
序盤、インサイドのオトゥーレ選手にボールが入らず、奈良のオフェンスが停滞します。1Qの5分を切って6-14と8点のビハインドとなりますが、その後西宮にミスが続き、マブンガ選手がスリーポイント2本、藤髙選手もジャンプショットを決めて、さらに速攻で得たフリースローを加えると、板橋真平選手がスティールからそのままレイアップを決め、17-16と逆転します。さらに、1分を切ってから鈴木大選手が立て続けに2本の3Pシュートを沈め、23-21とリードして最初のクォーターを終えました。
2Qに入ると西宮に逆転を許し先行されます。奈良はディフェンスの強度を上げ、さらに途中出場の玉井健介選手が、コートに立って最初のスリーポイントシュートをヒットすると、種市幸祐選手のスティールからの速攻をしっかりとフィニッシュするなど5得点をあげ、1点差に迫ります。しかし、その後シュートを決めきれず、34-41とリードされてハーフタイムを迎えました。
3Q、奈良がハードにディフェンスを仕掛けますが、その分ファウルがかさみ、西宮にこのクォーターだけで10本のフリースローを与えてしまいます。西宮はこのフリースローをすべて決めきりました。奈良のオフェンスは、マブンガ選手が1Qの10得点に続きこのクォーターも8点をあげて牽引。木村啓太郎選手が3Pシュートと3Qを締めくくるフローターシュートで、5得点で続きました。49-65で最終クォーターに入ります。
4Qは、種市選手の3Pシュートから始まります。奈良はゾーンディフェンスで西宮のオフェンスをスローダウンさせると、3Q終盤から続く11-0のランを決めます。さらに、オフィシャルタイムアウト直前に板橋選手が連続でスリーポイントを決め、66-71と5点差まで追い上げました。種市選手がさらにもう一本スリーをねじ込むなど、最後まで諦めず全員で戦い続けましたが、西宮に振り切られ、敗戦となりました。
カレロHCコメント
マンガーノ選手という、コンスタントに得点する選手がおらず、選手たちもなにか欠けていると感じながらの試合になったと思います。そんな中で、試合のほとんどの時間帯をチームとしてよく戦えていたと思います。2Qの終盤、3Qの中盤に点差をつけられはしましたが、4Qに入っても全員がエナジーを持って競い合えたと思います。正しくプレーすれば、順位が上のチームとも競い合えることは証明できました。もう少しで勝利につながる、というところにいると思っています。明日は絶対に勝てる試合だと思うので、今日の試合のいいイメージを持って戦いたいと思います。
板橋選手コメント
新年最初の試合ということで、チーム全員でエナジーをもって戦おうと言っていて、それは試合を通してできたと思います。負けが続いていて、チームの雰囲気も暗かったんですけど、ミーティングを重ねることで、今日の試合は雰囲気もよく戦えていたのは、僕たちの収穫だったと思います。ミーティングでは、みんなでチームになろうと話していました。誰かが違う方向を見ていたら、同じ方向を向けるようにコミュニケーションをとる。今日の試合ではそれができていたと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 72-81 西宮ストークス
1Q 23-21
2Q 11-20
3Q 15-24
4Q 23-16
スターティングメンバー
#0 横江豊
#4 ジョーダッシュ・マブンガ
#8 薦田拓也
#14 クリス・オトゥーレ
#88 木村啓太郎
スコア上位
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 20点
#9 板橋真平 10点
#88 木村啓太郎 10点
リバウンド上位
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 9本
#14 クリス・オトゥーレ 8本
#88 木村啓太郎 5本
アシスト上位
#9 板橋真平 5本
#88 木村啓太郎 4本
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 3本